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【突撃!…ってわけでもないけど】鳥共のご飯紹介

生活

今回はうちの鳥共のご飯をご紹介しようと思います。

うちの鳥共は全員ペレット食です。
ペレットは人工的に作られた総合栄養食です。

シードは種類(アワ、ヒエ、キビなど)ごとに栄養価が異なり、市販されているものは栄養バランスがよくなるように数種類のシードが混ぜられています。
ですが、数種類のシードをまんべんなく食べたとしてもビタミンなどが不足しがちです。
また、インコさんは自分の好みのシードを優先的に食べ、口に合わないものを残したりします。
つまり、偏った食事になってしまいがちということです。
こういったことから、シード食は栄養面で少し不安な部分があります。

その点、ペレットはインコさんに必要とされる栄養素がバランスよく配合されています。
栄養の面だけで言えばペレットを食べておけばとりあえず間違いはないと思います。

…と、ここまで聞くと、「なんだよペレット最強じゃん」と思うと思いますが、ペレットもデメリットがあったり、逆にシードにもメリットがあったりするんですよね。
そのあたりについてはまた別の回でお話することにしましょう。

話を戻して、うちの鳥共のペレットですが、下の動画を見てもお分かりの通り、いろいろなペレットを与えています。
というのも、その方がいろいろとメリットがあると考えているからです。

1つ目のメリットは、複数種のペレットに慣れることができることです。
例えば1つの銘柄にしか慣れていない場合、その銘柄が品切れになってしまうと食事に困ってしまいます。
他のペレットを与えても、インコさんはいつものように食べてくれません。
というのも、ペレットは人工物なので、インコさんからすると初見のペレットって「え、これ、何??」って感じなのです。
他のペレットを食べてもらうためには慣れるまでの時間がかかります。
慣れるまでシードを与えればいいかもしれませんが、やはりそれでは栄養面で不安ですよね。
そういった事態にならないように、普段から複数種のペレットを食べれるようにしておくことが大事だと思っています。
いろいろな種類のペレットが食べられるようになっておけば、例えいずれかの銘柄が品切れになっても別のペレットを食べてしのぐことができますから。

2つ目のメリットとしては、フォレイジングの機能も果たせるということです。
上でも言っている通り、慣れていないペレットは「何これ…」とインコさんは食べたがりません。
それを利用して、好きなペレットと苦手なペレットを混ぜて与えることで、フォレイジングの効果が期待できます。
うちでは実際にあおさがそんな形(ズプリームは好きだけどベタファームが苦手)で食事をしています。
以前のブログでそのあたりのことについて触れているので、興味があったら読んでみてください。

3つ目のメリットとしては、食事に時間をかけることができることです。
これは特に大型インコさんに対してですが、小さな粒のペレットを与えることで、1粒1粒食べることになります。
ゆっくり時間をかけて食べることになり、またもともと粒が小さいので消化にもいいんじゃないかと思っています。

特に1つ目のメリットについては対策をしておいて損はないと思います。
例えば、何かの災害に見舞われて、避難生活を送る中で、いつも食べているペレットが手に入らないなんていうことも考えられると思います。
「ペレットだったら何でもいけるぜ!」っていうたくましいインコさんに育てることも大事なことかなって思います。

※音声が出ますのでご注意ください

鳥月 羊

鳥月 羊

伴鳥家(はんちょうか)の鳥月羊です。 小型から大型まで4羽のインコさんと生活しています。 インコさんと一緒に過ごす中で、様々な困りごとを経験してきました。 そしてそれをいろいろな方法で解決して、今ではインコさんととても仲良く暮らしています。 これまでの自分の経験を活かして、インコ好きさんのインコライフをさらに楽しいものにしたい。 インコさんと「生涯の相棒」と呼べるような関係性をゆっくりと楽しんでもらいたい。 そんな気持ちで情報を発信したりイベントを企画したりしています。 「ずっと、いっしょに、生きていく」 生涯の相棒インコと寄り添える生活を愛鳥家さんと一緒にデザインしていきます。

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