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【インコさんのフォレイジング】気楽に「あのおもちゃ」の話をしよう

フォレイジング

今回のブログのタイトル画像を見て…

「またこのおもちゃの話か!」
「ペットロスのお話明けでそう来るか!」

…なんて思われている方もいらっしゃるかもしれませんね。

先月はまるまるペットロスのお話をさせてもらいました。
ペットロスのお話って、やっぱり気持ち的に少し沈んじゃいますよね。
私もペットロスをテーマとしてお話するということで、真面目に挑ませてもらいました。

そんなお話を4回も続けると、読む方も話す方も、ちょっと疲れちゃいますよね。
そんな風に思いまして、今回は『でるでる自販器』を題材にして、軽くサラッとフォレイジングのお話でもしようかなと思います。

あ、このおもちゃを持っていない方にも関係のあるお話をしますので、気楽に読み進めてもらえたらと思います。

今年の6月と7月に、「こんなおもちゃあるよ」「鳥さんのフォレイジングに使えるよ」と紹介させてもらいました。
そのときのお話が気になる方は、下のリンクから見てみてください。

前回(2025年7月21日の回)、鳥さんにこのおもちゃに熱中してもらうために、「おやつが出たり出なかったりするようにするといいよ」というお話をさせてもらいました。
そういったことをすることで…
「今回はどれだけおやつをゲットできるかな?!」
「いっぱいゲットできるように頑張ってやる!」
…と、鳥さんのやる気に火をつけることができるといったお話でした。

「『おやつが出たり出なかったりする』のがいいのは分かった。
 でも、どうやったら『おやつが出たり出なかったり』ってなるの?」

そんな風に思われた方もいらっしゃるかと思います。

そこで今回は、このおもちゃから『おやつが出たり出なかったり』する具体的な方法を3つ紹介しようと思います。

まず1つ目は、おやつの出る穴をテープで少し塞ぐという方法です。
ドラム部分の中にセットするアタッチメントの穴にテープを貼ります。
おやつの出る穴の大きさを半分にすれば、単純におやつの出る確率も半分になるわけです。
これはテープさえあれば簡単にすることができるのでお手軽な方法です。
ただ、テープの粘着部分におやつがついたままになってしまうこともあると思います。
衛生的な面から、毎日テープ部分のチェックはお願いできればと思います。

2つ目は、ドラムの中に小さく丸めた紙などの『邪魔者』入れる方法です。
丸めた紙以外にも、小さな木片とか、細かく切ったストローでもいいと思います。
そういった邪魔者が、おやつが穴から出るのを邪魔をしたりするわけです。
こちらも家庭にあるもので邪魔者を作るだけなので、比較的簡単に対応できると思います。
ただこの場合も、丸めた紙におやつが入り込んだままになってしまうなんてこともあると思います。
定期的に邪魔者を交換して、古いおやつを鳥さんが食べてしまわないように気を付けてもらえたらと思います。

3つ目は、おやつと一緒に鳥さんが好まないシードやペレットを入れるという方法です。
この方法はおもちゃから何かが出てくる確率は変わりません。
でも、出てきたものが自分の欲しいものではない場合があり、「なんだよこれかよー」「しょうがない、もう一度回すかー」となるわけです。
普段食べているものとは別のシードやペレットを用意する必要があるので、場合によっては少し手間がかかるかもしれません。
この方法を繰り返すことで、苦手で食べられなかったシードやペレットに慣れ、食べられるようになる可能性があります。
いつの間にか苦手なものも含めて全部食べてしまっていて、気づいたら鳥さんが太ってしまっていた…なんてことにならないように注意してもらえたらと思います。

他にも方法はあると思いますが、この3つは比較的取り入れやすい方法なのではないかなと思います。
「わんこのでるでる自販器」をお使いで、鳥さんにもっと熱中してクルクルしてもらいたいとお考えの方は、今回ご紹介した方法を試してみるといいのではないかなと思います。

って、シールを貼る方法は除いて、邪魔者を入れたり好みじゃないシードやペレットを使う方法は、普段お使いのごはんのお皿でも取り入れることができます。
今回ご紹介した方法を普段の鳥さんの食事に取り入れて、お手軽なフォレイジングを始めてみるというのもいいのではないかなと思います。

※音声が出ますのでご注意ください


もしよかったら、今回のブログを読んでの感想をお寄せください。


鳥月 羊

伴鳥家(はんちょうか)の鳥月羊です。 小型から大型まで4羽のインコさんと生活しています。 インコさんと一緒に過ごす中で、様々な困りごとを経験してきました。 そしてそれをいろいろな方法で解決して、今ではインコさんととても仲良く暮らしています。 これまでの自分の経験を活かして、インコ好きさんのインコライフをさらに楽しいものにしたい。 インコさんと「生涯の相棒」と呼べるような関係性をゆっくりと楽しんでもらいたい。 そんな気持ちで情報を発信したりイベントを企画したりしています。 「ずっと、いっしょに、生きていく」 生涯の相棒インコと寄り添える生活を愛鳥家さんと一緒にデザインしていきます。

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