毎週月曜日の12時に鳥さんのお話を公開するようになって、今回で丸1年経ちました。
この1年、ありがたいことに一度もネタ切れになることはありませんでした。
今も書きたいテーマや題材はネタ帳にたっぷりストックされています。
それはひとえに、たくさんの気付きをくれるうちの鳥共のおかげだなと思っています。
改めて、うちの鳥共に感謝を。
そして、私の駄文に付き合ってくださる皆様にも感謝です。
「いつも楽しく読ませてもらっています」
「分かりやすい文章でとても参考になります」
皆様からいただいたそんな嬉しいお言葉が、続けてこられる大きな力になりました。
本当にありがとうございます。
これからも楽しく分かりやすくお話していこうと思っています。
お暇なときにお付き合いいただければと思います。
さて、そんな週一更新1周年の今回、この1年を振り返って特に鳥共から気付かせてもらったことをお話させてもらおうと思います。
それは、どんなに鳥さんのことで困っていても、諦めずに鳥さんを信じて向き合い続けることが大事だということです。
というのも、私の経験上、鳥さんの変化は突然やってくるものだと思うからです。
これまでに何度もお話してきた内容で恐縮ですが、オオハナインコの花ちゃんは、私の元に来た当初、かなりの荒鳥さんでした。
自分から私の腕に乗ってきておいて、「何よこの腕!」と腕を噛んでみたり。
お皿に入れたご飯をガツンガツンと突くように食べてみたり。
そんな食べ方だから、手に慣れてもらうために手で直接ご飯をあげると、ご飯と一緒に指を噛むことなんて日常茶飯事…。
抱っこやナデナデなんて絶対できないと思っていました。
でも今では、花ちゃんを抱っこすることもナデナデすることもできます。
なんなら頭のマッサージをすることも、翼やお腹を触ることもできます。
ただここで強調しておきたいのは、そういった花ちゃんの態度の軟化は急に来たということです。
昨日まで絶対手にも乗ってくれなかったのに、今日は急に花ちゃんの方から足を上げて自ら手に乗りたがって来た。
ナデナデしようと頭に手を近づけると必ずくちばしを開いて威嚇してたのに、なんだか分からないけど今日はギュッて手で身体全体を包んでも大人しくしてくれた。
こんなレベルで態度がガラッと変わったんです。
そのきっかけが何だったのかは私には分かりません。
きっと、花ちゃんの中で「ま、いいかな」と思えるときが急に来たんだと思います。
それと同じように、今、問題行動を起こしている鳥さんも、なかなか人に懐かなくて飼い主さんに近づいてきてくれない鳥さんも、明日ガラッと態度を変えてくれる可能性はゼロではないと思うんです。
そう考えると、「鳥さんとこうありたい」「鳥さんとこういう関係を築きたい」と夢見ながら、諦めずに鳥さんを信じて向き合い続けることって大事なんじゃないかなって思うんです。
噛み癖が酷い鳥さんも。
呼び鳴きが強烈な鳥さんも。
なかなか懐いてくれない鳥さんも。
私たちには分からない何かのタイミングで、急に嘘みたいにそういった問題行動をやめたりすることがあると思います。
なので、特に鳥さんの問題行動に悩まれている方。
今の状況を重く受け止めすぎず、愛鳥さんを信じてあげてください。
諦めずに接し続けていれば、いつか必ず分かってくれるときが来ると思います。
いつものことながら、何の裏付けもない、私の勝手な考えでしかない内容です。
でも、私はうちの鳥共から確かなこととしてそう教わった気がしています。
※音声が出ますのでご注意ください