皆さんは、鳥さんのどういったところが好きですか？
仕草が可愛いところ？
表情が豊かなところ？
賢くて芸達者なところ？
甘えん坊さんなところ？
はい、どの面も鳥さんの魅力的なところですよね。
とてもよく分かります。
そんな中、私が思う鳥さんの一番の魅力は、「慣れ親しんだ人にだけ見せる態度がある」という点です。
自分と鳥さんとの間に特別な関係があると認識させてくれる一瞬がたまらないのです。
私は長い間、犬君と生活を共にしてきたので分かるのですが、犬君って結構浮気者なイメージなんです。
「遊んでくれそう！」って思う人がいればニコニコしながらその人のところに行って尻尾を振ります。
美味しそうなおやつを持っている人がいればその人のところに行ってひっくり返ってお腹を見せます。
私というれっきとした飼い主がいるのにも関わらず、初対面であっても遊んでくれる人やおやつをくれる人のところに平気で寝返るんです。
それって犬君のいいところでもあるんです。
誰とでもすぐに仲良くなれるとか、誰からも愛される存在になれるとか、犬君の最高に魅力的なところだと思います。
ただ、誰彼構わず尻尾を振っていい顔をしている犬君を見て、「おい、いつもお前の面倒を見ているのはワシだぞ？」って思っちゃうんですよ。
「これまで積み上げてきた時間は何だったの？」
「ごほうびがもらえれば誰でもいいのか！？」
「この薄っぺらいやつめ！(可愛いから許すけど)」
そんな風に思っちゃうわけです。
そこいくと、鳥さんは犬君の真逆な感じがします。
ごほうびがもらえるからといって、初対面の人に対して(心の中の)尻尾をフリフリして自ら近づいていくなんてことはしないと思うんです。
それどころか、知らない人の手に乗ることすらもしないし、何なら近寄られたら背を向けたり飛んで逃げたりしても不思議じゃないですよね。
いつもはガブガブ噛んできたり大して言うことを聞かなかったりするのに、いつもとちょっと違う雰囲気のときには飼い主さんを思いっきり頼ってくるところ。
そう簡単には自分以外の人にはなびかないところ。
一緒に歩んできた時間の長さをちゃんと忘れないでいてくれるところ。
鳥さんのそういうところにめちゃくちゃ萌えちゃうんです。
うちの鳥共が遊びに来てくれたお客さんと仲良くしているのを見ているのももちろん好きです。
でも、私とはすんなりできるけどお客さん相手ではすんなりできない鳥共の態度を見たりすると、(あぁ、やっぱり私とこの子とは特別な関係なんだ)と、私は心の奥でちょっと誇らしい気持ちになったりするのです。
ただ、それって鳥さんの大きな魅力の1つではあると思いますが、同時によくない点でもあると思っています。
「私とだけ仲がいい」とか「長年一緒にいた人の言うことだけ聞く」とか、それって裏返すと「他の人には懐かない」ということになるんです。
例えば、どうにも家をあけなきゃいけない用事ができてしまって、数日間誰かにお世話をお願いしなきゃいけないとき。
もっと極端な例で言えば、体調を壊して少しの間入院することになってしまったとき。
そんなとき、飼い主さんにだけ馴れているという状態はよくないと思うんです。
飼い主さんに代わってお世話を任された人もうまく鳥さんを扱えなくて困ってしまいます。
鳥さんにとっても知らない人が自分のテリトリーに入ってくるなんて、とんでもないストレスだと思います。
そう考えると、飼い主さん以外の人と接してみたり、いつもと違う場所で過ごすことに慣れておくことは、鳥さんにとってとても大事なことだと思うのです。
そこで！
私が提案するのが鳥オフ会への参加です♪
鳥オフ会に参加することで、飼い主さん以外の方とあなたの愛鳥さんが触れ合う機会ができます！
相手は鳥さんの扱いに慣れている方なので、鳥さんのペースに合わせてもらえて、鳥さんの負担も少なく済みます！
いつもと違う環境で自由に遊ぶことで、自然に無理なく普段と異なる環境で過ごす訓練ができます！
あわよくば、自分だけに甘える愛鳥さんの姿を見て、自分が特別な存在であることを再確認することもできます！
そんな鳥さん同伴のオフ会が、来る4月14日(日)に開催されます！
事前参加予約をしていただくと、通常より1割引きの料金でご参加できます。
鳥オフ会の詳しい内容、参加できる鳥さんの条件、事前参加予約へのリンクなどは、以下のリンク先のページをご参照下さい。
…と、商品開発のドキュメント番組かと思っていたら結局は壮大なテレビショッピングだった！みたいなオチですみませんm(_ _)m。
「自分だけに従順な姿を見せる」というのは鳥さんの魅力の1つだと思います。
でも、それは裏返せば「他の人とは仲良くできない」ということだったりもします。
まさに一鳥一短(一長一短)な鳥さんの特性だなぁと思います。
そんなネガティブな部分を、できる範囲で鳥さんにいろいろなことに慣れてもらうように仕向けたりして、改善していくということも必要だったりするんじゃないかなと思います。
鳥オフ会への参加に限らず、例えばお客さんにちょくちょく遊びに来てもらったり、鳥さんを連れてドライブに行ったり、普段とは別の部屋で過ごしたり、そういった「普段とは違う環境」を鳥さんに味わってもらうことが、万が一のときのために大事なことなんじゃないかなって思います。
※音声が出ますのでご注意ください
