今から8年前くらいのことです。
私はジムに通い始めました。
通い始めて1年ほどの間、体重はゆっくりと減少していきました。
身体のラインもいい感じで引き締まっていきました。
でも、あるときから一向に体重が落ちなくなったんです。
筋トレの負荷を増やしても、ランニングの距離を伸ばしても、走る速度を上げても、何をしても体重がずっと維持したままになってしまったのです。
体重の減少は、辛くてしんどいジム通いを続けるための1つの大きな糧(かて)でした。
その体重の減少がピタッと止まってしまったのです。
「ヤバい…このままではジム通い存続のピンチ…」
そう思い、私はジムのトレーナーさんに相談してみました。
「もう何年とずっと体重が落ちないんです。どうしたら体重を落とせますか?」と。
するとトレーナーさんは何の迷いもなくこう答えました。
「体重が落ちないのは、それだけたくさん食べてるんです」
Σ(゚□゚;)
↑私はその明確かつ残酷な返答を聞いて多分こんな顔をしたと思います。
トレーナーさんはさらにこう続けました。
「食べる量が100で、消費する量が120なら、体重は落ちます。
でも、消費する量が80なら、体重は増えていきます。
ただそれだけのことです。
運動をやっても体重が落ちないのであれば、それはただの食べすぎです。
体重を落としたいなら、食べる量を減らすしかありません」
_(:3 」∠)_
↑実際にはこんなことしてませんが、心はこんな感じでした。
というわけで、私はそれからというもの、何を食べるにもカロリーを気にするようになりました。
人間、生きていればどうしたってお腹は空きます。
お腹が空いてるのに食べないというのは単純に苦痛ですし、断食というのはダイエットとしてあまりよくない方法だと個人的に思っています。
ちゃんと食べつつ、それでも摂取するカロリーを抑えて、加えて適度な運動を心掛ける。
そうすることで健康的な体づくりができるんじゃないかって思ったのです。そのわりにお酒飲んじゃってるから維持どころか最近横に育っちゃtt
そんな私ですが、先日、うちの鳥共を連れて鳥専門医さんに行ってきました。
ずっと鳥共の健康診断をしてもらっていなかったので、久しぶりに全員の健康チェックをしてもらってきました。
そこで分かったことは、空ちゃん以外は全員「太り気味」ということでした。
太り気味と診断されてしまったのでなんとかして痩せる方向に持っていかなければならない。
でもだからと言ってご飯の量を減らしてしまうのもかわいそう。
どうしたらいいか…。
そう考えたときに、私が以前トレーナーさんとの会話から摂取カロリーを気にするようになったときのことを思い出しました。
「食べたい気持ちはどうしたって湧く。それは人も鳥さんもおんなじ」
「だったら、それなりの量を食べても摂取カロリーが抑えられる食事にすればいいんじゃない?」
そういった考えから私はラウディブッシュのローファットに行きつきました。
ラウディブッシュのローファットは、同じラウディブッシュのペレットと比べて脂質をグッと抑えた商品です。
そのため、ちゃんとした量を食べつつも減量しやすいものになっています。
以前は処方食として扱われていて、購入には獣医さんの診断が必要でした。
しかし最近では、鳥さんの主食として普通に使えるようになり、ネットでの購入も可能になりました。
ローファットをうちの鳥共に与え様子を見ていますが、いい感じで体重に変化が出てきています。
このまま鳥共の様子を見ながら、ご飯の量をコントロールしつつローファットを続けていこうかと思っています。
みなさんのご家庭でも少し体重が気になる鳥さんがいらっしゃるようでしたら、脂質が比較的少なめなシード、ペレットなどを与えてみるというのも1つの手かもしれません。
ちゃんとした量を食べても罪悪感ゼロな食事なら、安心して食べさせることができるんじゃないかなって思います。
……だがしかーーし!!
最後の最後にちゃぶ台をひっくり返すようでなんですが、鳥さんの体重だけを気にしているようではダメなんです!
鳥さんの健康チェックで本当に重要なのは「キールスコア」です。
「キールスコア」がどういう状態かを知った上で、体重管理が大事になってくるのです。
ただやみくもに体重管理しているだけではよくないんです。
…っていう話を続けたいのですが、あんまり話が長いと飽きちゃって読むのをやめちゃう方が一定数いらっしゃるので、今回はこのへんで。
気になる感じで途中で終わってしまってごめんなさい。
来週のブログをお楽しみに。
※音声が出ますのでご注意ください