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【大事なインコさんを守るために】事故を起こさせない工夫

生活

我が家には鳥共だけでなく、いろいろな生き物が一緒に暮らしています。
そのうちの1つにフェレットがいます。

フェレットと暮らされたことがある方はご存じかもしれませんが、フェレットはかなりのいたずら好きです。
肉食動物であることは猫ちゃんと同じですが、私の中では猫ちゃん以上に「獲物を狩りたい」という気持ちが強い生き物という印象が強いです。

実際、ウロコインコのマメちゃんはたぬき(注:うちのフェレットの名前です)に狩られかけたことがあります。
ちょっとした隙を見て、たぬきがマメちゃんにシャッ!と手を出し、その一撃で尾羽がぱっと2、3枚散ったのを今でも鮮明に覚えています。

そんなたぬきからうちの鳥共を守るために、放鳥タイムのときにたぬきをケージから出さないようにするのはもちろんなのですが、鳥共の方からたぬきのゲージに近づいてしまうことのないように、我が家では下の動画にあるような工夫をしています。

以前、人間用のお菓子やコーヒーなど、鳥共に触れさせないようにするために、棚を塩ビシートで覆うという方法を紹介しました。
そのときの記事へのリンクを貼っておきます。
もしご興味があればこちらの記事も見てみてください。

鳥共をたぬきから守る設備の発想は、この「お菓子棚」と同じです。
いい感じのサイズに塩ビシートをカットし、穴を開けて麻紐を通し、塩ビシートを垂らす形でたぬきのゲージを覆うといった感じです。

この設備ですが、何もフェレットなどの肉食動物から鳥さんを守るためだけに有効というわけではないと思っています。
例えば、玄関ドアのところにカーテンのように垂らすことで、放鳥中にとっさに玄関を開けられてしまったとしても、鳥さんをロストするリスクから守ることができると思います。

放鳥している自分は「今は部屋に鳥さんが出ているから窓は開けちゃダメ」と十分に注意しています。
でも、自分以外の家族全員が、「今、部屋に鳥さんが出ている」ということを意識しているとは限りません。
そういった意識の差によって想定外のことが起こると思っています。
意識の差を無くすことができればそれに越したことはないですが、それがいつも必ず徹底できるとは限りません。
そういったときに、何も意識しなくてもリスクを軽減してくれる工夫というものが、とても有効だと思うのです。

塩ビシートを垂らすことにこだわる必要はありません。
他にもいろいろな工夫の方法はあると思います。
また、鳥さんの身に起こる事故の種類にも様々なものがあります。
いろいろなリスクを考えて、そのリスク1つ1つを少しでも取り除けるように何らかの工夫をすることで、大好きな鳥さんと長く幸せに暮らすことができると思います。

※音声が出ますのでご注意ください

鳥月 羊

鳥月 羊

伴鳥家(はんちょうか)の鳥月羊です。 小型から大型まで4羽のインコさんと生活しています。 インコさんと一緒に過ごす中で、様々な困りごとを経験してきました。 そしてそれをいろいろな方法で解決して、今ではインコさんととても仲良く暮らしています。 これまでの自分の経験を活かして、インコ好きさんのインコライフをさらに楽しいものにしたい。 インコさんと「生涯の相棒」と呼べるような関係性をゆっくりと楽しんでもらいたい。 そんな気持ちで情報を発信したりイベントを企画したりしています。 「ずっと、いっしょに、生きていく」 生涯の相棒インコと寄り添える生活を愛鳥家さんと一緒にデザインしていきます。

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