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【インコさんのお世話】手に慣れてもらうための1つの習慣

Tips

前回、鳥さんの産卵抑制のための「食事量管理」についてお話をしました。
ご覧になっていない方、内容が気になる方は、以下のリンクから読んでみてください。

この「食事量管理法」の回を読んでくださった方の中から、
「やり方は分かったんだけど、そもそも体重が測れない」
という声がありました。
その方に詳しく話を聞いてみると、
「肩には乗るんだけど、手を近づけると逃げてしまう」
「手に乗らないから体重計への誘導が難しい」
ということでした。

そこで今回は、そんな悩みを持たれている方に試していただきたいおすすめの方法を1つご紹介しようと思います。

そのおすすめしたい習慣とは、「鳥さんがケージから出てくるときに少しでもいいから手に乗ってもらうようにする」というものです。

放鳥タイムを始めるときにケージの扉を開けますよね。
そのときに、鳥さんがケージから出てくるのを待つのではなく、扉の近くに手を出してちょっとでも手に触れてから出てもらうということを習慣として続けるのです。

ちゃんと手に乗った状態でケージから出てこなくてもいいんです。
ケージからお部屋に飛び出すときに、チョンッ!って手に触れていくだけでOKです。
ケージを開けて鳥さんが外に出てくるタイミングのたびに、そういうことをやってみてください。
それを続けるだけで、きっと鳥さんの手に対する態度が変わってくるんじゃないかと思います。

なぜこの方法が効果的なのか。
そこには大きく3つの理由があると思っています。

1つ目は、毎日行うことで「人の手」というものの存在に本当に少しずつでも慣れていくということです。
手が苦手な鳥さんは、手がある程度近づく前に飛んで逃げてしまいます。
つまり、手に慣れてもらおうと手を近づけても、手に慣れさせる経験ができないのです。
でも、ケージから出るときに近くに手があったら、ケージの外に出るために仕方なく手の近くを通らなければなりません。
そういう経験を繰り返すことで「人の手」の存在に慣れてもらえると思います。

2点目は、「人の手って嫌なことしない」ということを学んでもらえることです。
「手に捕まるとケージに戻される」
「手に捕まると自由じゃなくなる」
このように、手が苦手な鳥さんにとって人の手には悪いイメージが付きまとっていると思うんです。
でも、ケージから出るときに手の近くを通っても嫌なことが起きなければ、徐々に手に対する悪いイメージって薄まっていくと思います。
「あれ、手の近くを通ったけど、捕まらなかったぞ?」
「なんだ、手って別に怖くないじゃん」
そう思ってもらえる経験を繰り返すことで、手への苦手意識が弱くなっていくと思います。

3点目は、「自由で楽しい放鳥タイムの魅力」を人の手に付加することができることです。
先ほどもお話したように、人の手には「捕まって自由でなくなる」といった悪いイメージがついている場合があります。
でも、ケージから出るときに少しでも手に乗るということを続けることで、「この手に乗ったら遊びの時間が始まる♪」と鳥さんが思うようになってくれると思います。
「人の手自体は苦手だけど、その先にある楽しいことがある」
そういう思いを何度も経験していくうちに、鳥さんは「手に乗ればいいことがある」「人の手って案外悪いものではないかも」という考えを持つようになってくれるんじゃないかと思います。
放鳥タイムの魅力を借りることで、手の魅力を上げることができるんじゃないかと思うのです。

こういった理由から、ケージを出るときに本当にちょっとでもいいので手に乗るということを習慣にすることで、徐々にではありますが手への苦手感を薄めることができると思います。

「肩には乗ってくれるんだけど、手に乗せようとすると逃げてしまう」
「鳥さんを手に乗せて体重計に誘導したいんだけど、そもそも鳥さんが手に乗ってくれない」

そんな風にお困りの方は、鳥さんをケージから出すときの習慣として、手に乗ってもらってから部屋に出てもらうということを試してみてください。
すぐに目に見えた効果が出るということはないと思います。
鳥さんが手に乗ってくれるようになるまでにはそれなりに時間はかかると思います。

ゆっくり焦らず、気長に毎日の習慣としてやってみてください。
きっと徐々に鳥さんの態度に変化が出てきてくれると思います。

※音声が出ますのでご注意ください

鳥月 羊

伴鳥家(はんちょうか)の鳥月羊です。 小型から大型まで4羽のインコさんと生活しています。 インコさんと一緒に過ごす中で、様々な困りごとを経験してきました。 そしてそれをいろいろな方法で解決して、今ではインコさんととても仲良く暮らしています。 これまでの自分の経験を活かして、インコ好きさんのインコライフをさらに楽しいものにしたい。 インコさんと「生涯の相棒」と呼べるような関係性をゆっくりと楽しんでもらいたい。 そんな気持ちで情報を発信したりイベントを企画したりしています。 「ずっと、いっしょに、生きていく」 生涯の相棒インコと寄り添える生活を愛鳥家さんと一緒にデザインしていきます。

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