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【インコさんとの関係性】『鳥語』を学ぶよりも大事なこと

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突然ですが、皆さんは『鳥語』が話せますか?

っていうのも、私、空ちゃんと接していて思うんです。

空ちゃんは何か食べたいときに、「食べる」と言います。
食べて満足しているときに、「うまっ」と言います。
私に近くに来てほしいときに、「おいで」と言います。

空ちゃんは、人の言葉を理解して、正しく人の言葉を話せるんです。

一方、私はと言うと、鳥さんの言葉を話せません。

「ごはんだよー」という意味の言葉も。
「こっちにおいで」という意味の言葉も。
「寝る時間だよ」という意味の言葉も。
私は鳥語で話すことはできません。

鳥さんの仕草から、「遊びたそうだな」とか、「怖がってそうだな」と理解することはできます。
でも、鳥さんに通じる言葉でコミュニケーションを取ることはできません。

人は鳥語を話せないのに、鳥さんは人の言葉を話すことができる。
そう考えると、鳥さんの方がよっぽど人のことをよく観察して、人のことをもっとよく理解しよう、人との距離を縮めようってしてくれているような気がするんです。

もちろん、どの種類の鳥さんも人の言葉が話せるというわけではありません。
ピーピーとしか言えない鳥さんも普通にいます。
それでも、人のことを観察して理解しようとしているのは、どの鳥さんにおいても共通だと思います。

つまり、どんな鳥さんも人に寄り添う準備ができていると思うんです。
あとは人が鳥さんに寄り添うだけです。
そうするだけでお互いを思いやれる関係になれるんじゃないかなって思います。

「なかなか言うことを聞いてくれない」
「なんで私の気持ちが伝わらないの?」
鳥さんに対してそう思うこともあると思います。
なんなら「やめて!」っていうことばかりして、ため息が出ちゃうときもあると思います。

そんなときに必要なのは、『鳥語』で鳥さんを説得することでもなければ、そのために『鳥語』をマスターしておくことでもないと思います。
必要なのは、鳥さんの気持ちに寄り添うこと。
どんなときもそれがとても大事なことだと思います。
鳥さんの気持ちを理解しようとすることで、きっとより良い関係を築いていけるんじゃないかと思います。

※音声が出ますのでご注意ください

鳥月 羊

鳥月 羊

伴鳥家(はんちょうか)の鳥月羊です。 小型から大型まで4羽のインコさんと生活しています。 インコさんと一緒に過ごす中で、様々な困りごとを経験してきました。 そしてそれをいろいろな方法で解決して、今ではインコさんととても仲良く暮らしています。 これまでの自分の経験を活かして、インコ好きさんのインコライフをさらに楽しいものにしたい。 インコさんと「生涯の相棒」と呼べるような関係性をゆっくりと楽しんでもらいたい。 そんな気持ちで情報を発信したりイベントを企画したりしています。 「ずっと、いっしょに、生きていく」 生涯の相棒インコと寄り添える生活を愛鳥家さんと一緒にデザインしていきます。

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