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【インコ好きさん同士の助け合い】『伴鳥家バンク』を始めます

生活

前回のブログで『ペットのおうち』さんについて取り上げました。
『ペットのおうち』さんは、飼育が困難になった生き物の里親を募集するサイトです。

そのときのお話については、下にリンクを貼っておきます。
ご興味がある方は覗いてみてください。

前回のブログでも少しお話しましたが、私は実際に『ペットのおうち』さんを利用させてもらい、そこでボタンインコのぼたんちゃんとのご縁が繋がりました。
ご縁が繋がったのはぼたんちゃんだけでしたが、実は他にも里親募集の投稿に何件かご連絡させてもらったんです。

「あなた様の大事な鳥さんを私が引き継ぎます」
「私は小型から大型までいろいろな鳥さんと〇年にわたり一緒に暮らしてきました」
「鳥さんのお世話には慣れていますし、どの鳥さんとも良好な関係を築けています」
「里子として鳥さんをお迎えした経験もあり、保護鳥さんとの関係性構築も経験があります」
「うちの鳥共同様、あなた様の〇〇ちゃんを大切に扱います」

里親募集をされている方に安心してもらうために、私はそんな少々熱めな自分の想いを送りました。

が、そういったことを何度かやっているうちに、

「なんか、オレ……ガツガツしてない?」

…そんな風に思ったんです。

前回のブログでもお話した通り、『ペットのおうち』さんは基本的に生き物を授受する際に金銭が発生することを禁止しています。
つまり、言い方として荒っぽくなりますが、「タダで鳥さんをもらう」ということになるわけです。
別に、タダで鳥さんを手に入れるために里親として立候補しているわけではありません。
大事な愛鳥さんの未来を憂慮している飼い主さんに安心してもらいたいとか、その鳥さんの今後の幸せとかを考えて立候補しているわけです。
私以外の立候補している方もまったく同じ気持ちだと思います。

でも、なんとなく…

「はいっ! はいっ!」
「私が飼い主になります!」
「いや私がもらいます!」
「私はどうですか!」
「うちはいいですよ?」
「うちにおいでよー!」

…と、1羽の鳥さんに多くの人がガツガツと群がっているような、そんな構図に思えてしまったんです。

そんな風に感じてから、私の立候補の態度は少し変わりました。
「私が私が!」といった積極的なアピールというよりも、「もし他にどうにも行くところが決まりそうになかったら、私のところにご連絡ください」といった消極的な表現をするようになりました。

そして、そんな想いは、「そんな消極的な里親制度があってもいいんじゃないのかな?」という考えに繋がっていきました。

「私が私が!」と自分を良い里親として売り込むのではなく。
「何かあれば力になるよ」と静かに手を広げて待っている感じ。
そんな優しくスタンバイしてくれる鳥飼いさんのネットワークがあったら心強くない?

そんなことをぼんやりイメージをしていたときに、思い浮かんだのが「骨髄バンク」でした。

「骨髄バンク」は、白血病などの血液疾患で骨髄移植等が必要な患者さんと、健康な造血幹細胞を提供してくれるドナーさんをつなぐ公的事業です。

「骨髄バンク」は、ドナー登録したからといって必ずお呼びがかかるわけではありません。
「私が助けます!」と積極的にアピールすればお呼びがかかるというわけでもありません。
患者さんが自分と同じ型を持つドナーさんの中から「この方に頼みたい」と選び、ドナー候補となった方も「私でよければ協力します」と合意して、初めて骨髄移植に進んでいくわけです。
※ちなみに私は今から数年前、実際にドナー候補としてお呼びがかかり、ドナーとしての健康診断を受けた経験があります(そのときは他の候補の方が最終的なドナーになりました)

それと同じイメージで、鳥好きさんの助け合いのシステムってできないだろうか。

「私が里親になります!」とアピールするのではなく、ただただ純粋な善意として「何かあれば里子として受け入れるよ」という意思表示をしておいてもらう感じ。
「愛鳥さんの行先に困っている人」は、そういった善意の意思表示をしてくださっている方の中から「この方に頼みたい」と選択する感じ。
「何かあれば協力するよ」と意思表示しておいたところで、お呼びがかからず何もないままの場合もある。
「あなた様に頼みたいです」とお呼びがかかったところで、「今はちょっと受け入れられない」と断ることもできる(それも「骨髄バンク」と同じ)。

っていうか、里子に限定せず、例えば、数か月の間入院することになってしまったとか、被災して鳥さんの面倒を十分にみれないとか、そういった一時的に預かってほしいというケースも含めて、鳥好きさん同士で助け合う感じ。

積極的な姿勢ではなく、でも力強く、「何かあれば頼っておいで」と言ってくれるたくさんの鳥飼いさんがいてくれる。
そんな繋がりがあったら心強いんじゃないかな。
そんな風に思ったんです。

そんな想いから、そんな繋がりの仕組みを『伴鳥家バンク』と名付けて始めてみようと思います。

“伴鳥家”というのは、私が勝手に作った言葉です。
“伴”は、”伴侶”とか、”伴奏”とか、「連れ添う」、「寄り添う」といったイメージの言葉です。
鳥さんに寄り添うことを信念とした人として、”伴鳥家”と表現しました。
そんな鳥さんへの愛情に溢れる方の繋がりということで、『伴鳥家バンク』と名付けました。

私一個人が始めるこのシステムがどこまで力を発揮できるかはまったくの未知数です。
また、大きな存在になったところで…
・「どうにも困ったら『伴鳥家バンク』に任せればいいや」と、鳥さんをお迎えすることを軽く考える温床になる
・「ペットホテルに預けるとお金がかかっちゃうから、『伴鳥家バンク』に頼んじゃお」と、鳥飼いさんの善意をいいように利用される
…といった悪用されるケースも出てくるかもしれません。

でも、「こんなのあったらいいんじゃないかなぁ?」と思い付いてしまったので、どこまで鳥好きさんの力になれるかは分かりませんが、ひとまず自分がやれる範囲で始めてみようと思います。

この考えにどれほどの方が賛同してくれるかは分かりません。
賛同してくれる方がいたところで、こういったシステムがあることがどこまで世間一般に広まってくれるかも分かりません。
でも、とりあえず、私は登録しておきます。
少なくとも1人は、「もし何かあれば力になります」と、ここで静かにスタンバイしています。

もし同じような気持ちでいてくださったり、賛同してくださる方がいらっしゃいましたら、ぜひ伴鳥家としてご登録いただけると私も心強いです。

【『伴鳥家バンク』に登録される方へ】
1.以下のリンクの『伴鳥家バンク』登録フォームからご登録ください
 伴鳥家バンク
2.登録は無料です
3.年会費など、この先も料金は一切かかりません
4.里親として決定した際も、お金をいただくことは一切ありません

【『伴鳥家バンク』ご利用の流れ】
1.愛鳥さんの面倒がみれなくなった方(以下、依頼主と表現します)から、私(鳥月羊)宛に連絡をいただきます
2.私から依頼主様に、どういった状況なのか、どういった助けが必要なのかなどについて質問させていただきます
3.「これは助けが必要だ」と私が判断したところで、依頼主様に「愛鳥さんを託したい方の条件」をいただきます(例:〇〇県に在住、大型インコの飼養歴あり、30代までの男性など)
4.『伴鳥家バンク』に登録されている方のうち、依頼主様からいただいた条件に合う方(以下、候補者と表現します)に私(鳥月羊)からメールでご連絡します。
5.候補者様には、「協力できる」、もしくは、「今は協力できない」のどちらかを返答していただきます。
6.「協力できる」と返答くださった候補者様の情報を、依頼主様にお送りします。
7.その後は、依頼主様と候補者様同士でやり取りをしていただきます。
8.個別なやり取りの中で、最終的に断っていただくことも可能です。

【個人情報の使用について】
『伴鳥家バンク』に登録いただいた個人情報は、私から候補者様への連絡の際、および、依頼者様への候補者様の情報提供以外には使用いたしません。
情報が外部に漏れることもございません。

※音声が出ますのでご注意ください


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鳥月 羊

伴鳥家(はんちょうか)の鳥月羊です。 小型から大型まで4羽のインコさんと生活しています。 インコさんと一緒に過ごす中で、様々な困りごとを経験してきました。 そしてそれをいろいろな方法で解決して、今ではインコさんととても仲良く暮らしています。 これまでの自分の経験を活かして、インコ好きさんのインコライフをさらに楽しいものにしたい。 インコさんと「生涯の相棒」と呼べるような関係性をゆっくりと楽しんでもらいたい。 そんな気持ちで情報を発信したりイベントを企画したりしています。 「ずっと、いっしょに、生きていく」 生涯の相棒インコと寄り添える生活を愛鳥家さんと一緒にデザインしていきます。

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