みなさん、明けましておめでとうございます。
今年も鳥さんと仲良く楽しく暮らしていくためのヒントをいろいろな角度からお話していこうと思っております。
お時間のあるときに読んていただいて、少しでも参考になってもらえたら幸いです。
今年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
さて、今年最初のお話ということで、今年一年鳥さんのお世話をするときに、1つ意識してやってみてもらいたいことについてお話させてもらおうと思います。
それは、「鳥さんが言うことを聞いてくれなかったときに、4秒以内に諦める」ということです。
そうすることで、鳥さんが問題行動をするようになることを防げたりするんじゃないかと思うのです。
「ん? 4秒? なんか前にも『4秒』がなんとかっていうお話を聞いた気がするぞ?」
そんな風に思われている方もいらっしゃるかもしれませんね。
おっしゃる通りです。
以前「インコさんに気持ちが伝わる4秒ルール」と題してブログを書かせていただいています。
「4秒ルール」を簡単に説明すると…
・鳥さんが言うことを聞いてくれたとき、4秒以内のできるだけ早いタイミングでごほうびをあげる
・そうすることで、鳥さんの中で「自分の行動」と「ごほうび(報酬)」が紐づく
・そういった経験から、「あ、これをやるとごほうびがもらえる♪」という理解に繋がる
…というものです。
内容を詳しく知りたい方は、下のリンクからその回のブログを覗いてみてください。
この「4秒ルール」は鳥さんをトレーニングする際にとても有効な考え方です。
ですが、鳥さんがこちらの言うことを聞いてくれなかったときにも、この4秒を意識すべきなんじゃないかなと思うのです。
というのも、良くも悪くも「鳥さんの行動」と「それに対する報酬」は、4秒以内というタイミングで紐づけられると思うからです。
例えば、「パーチに乗って」と鳥さんに言ったとします。
でも、鳥さんはパーチに乗る気がなさそうで、無反応でいたり、あからさまに「その気はありません」という態度をしていたとします。
そういったとき、すぐに「パーチに乗ってほしい」という要望を取り下げてあげます。
それは、「何もしないという鳥さんの行動」と「嫌なことを強要されずに済んだという報酬」が紐づく経験になります。
そういった経験を繰り返すことで、「何もしないでいれば強要されずに済む」という理解に繋がってくれると思うのです。
逆に、鳥さんがパーチに乗る気はないのにも関わらず、ずっと「パーチに乗って!乗って!」と言い続けた場合、鳥さんは「無反応では分かってもらえないんだ」と考えると思います。
そして、「じゃあどうやったら『パーチに乗る気はない』ということが伝わるんだろう?」と考えます。
その結果、「無反応」以外の行動、例えば、「飛んで逃げる」とか「噛んで抵抗する」といった行動に出るわけです。
「飛んで逃げる」をした場合、確実に「パーチに乗る」という強要から逃れることができます。
「噛んで抵抗する」場合も、飼い主さんがびっくりしてそれ以上パーチに乗らせることをしなくなると思います。
どちらの行動を選択したとしても、「嫌なことを強要されずに済んだという報酬」に紐づく経験となってしまいます。
そこから、「飛んで逃げれば強要されずに済む」「噛んで抵抗すれば強要されずに済む」という理解に繋がり、何か気に食わないことがあると飛んで逃げたり人を噛むようになってしまうかもしれません。
鳥さんがそういった問題行動を起こすような事態にならないようするために、「鳥さんが言うことを聞いてくれなかったときは、4秒以内のできるだけ早いタイミングで人間側が諦める」という姿勢が大事だったりするんじゃないかなと思います。
「無反応でいれば無理強いされない」
そう学んでもらうことで、鳥さんも飼い主さんもお互いに快適に過ごせるようになるんじゃないかと思います。
「鳥さんにその気がなさそうだなって思ったら、4秒以内に諦める」
今年はこんな考え方を心の片隅にでも置いて鳥さんとのお世話に臨んでみるというのも良いのではないかなと思います。
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