皆さんは、鳥さんの爪切りってどうされていますか?
病院でやってもらっていますか?
自分で鳥さんの爪切りをやるって結構ハードル高いんですよね。
鳥さんは嫌がってじっとしていないし。
誤ってちょっと切りすぎたら簡単に血が出ちゃうし。
…って誰ですか?
「そもそも老眼でそんな細かい作業できない」って言ってる人は。(その気持ち、わかります)
まぁ、「細かすぎて爪先が見えない」っていう意見はさておき、「鳥さんの保定の仕方が分からない」という方も多いんじゃないかと思います。
そこで今回は、鳥さんの爪切りの方法について取り上げようと思います。
具体的な方法については文章で説明するより下にある動画をご覧になっていただいた方が分かりやすいと思います。
そちらを参考にしていただいて、鳥さんの爪切りをやってみてください。
というわけで、今回のブログは以上です!
…って、これだけでは寂しがる方もいらっしゃる(?)と思うのでもう少し続けます。
動画ではトリちゃんが爪切りをさせてくれていますが、トリちゃんも爪切りが得意というわけではありません。
動画を見ていただいてお分かりの通り、何とかして逃げようとします。
このように、「爪切りをやる」となると何かを察して逃げ回る鳥さんって多いんじゃないかと思います。
そんな爪切りが苦手な鳥さんに1つ提案できるのは、「1回に1本だけやる」という方法です。
「どうせやるなら一発で全部済ませてしまった方がいいんじゃない?」
もちろんそういう考え方もありますよね。
私もいつも鳥共の気持ちを考えて悩むところです。
例えば、3か所虫歯があったとして、1回の通院で2時間かけて3か所全部の虫歯を一発で治すか。
それとも、通院を3回に分けて、1回30分の施術で治療してもらうか。
どちらが好みかは人それぞれだと思います。
時間がかかってしんどいけど一発で全部治してもらった方がいいと考える人もいれば、1回の負担が軽い複数回に分けてもらった方がいいと考える人もいます。
また、患者側だけでなく歯科医側にも考え方がありますよね。
「患者の負担を減らすために複数回に分けてやります」という先生もいらっしゃれば、「一発で全部やっちゃいましょ」という先生もいらっしゃいます。
鳥さんの爪切りもそれと同じだと思います。
いっぺんに全部切ってしまうやり方か。
数本ずつ何回かに分けてやる方法か。
どちらが正解ということはないと思います。
飼い主さんの考えや鳥さんの好みに応じて合うやり方を選べばいいと思います。
ただ、鳥さんも飼い主さんも爪切りが苦手なのであれば、「まずは1本だけやれればOK」といった感じで、お互いに負担の少ない方法でやってもいいんじゃないかなって思います。
爪切りが苦手な鳥さんは、動画のトリちゃんと同じように爪切りが嫌で逃げちゃうと思うんです。
逃げる鳥さんを追いかけて捕まえて、爪を切ろうとしてまた逃げられて…の繰り返し。
そうなると時間がかかってしまいますし、そのうち飼い主さんも鳥さんも疲れてしまうと思います。
なので、爪切りに慣れるまでは「1本切るだけ」っていう楽な気持ちで臨むといいんじゃないかなと思います。
苦手な爪切りが短時間で終われば、先日お話した「なーんだ、なんてことないや」って鳥さんに思ってもらえることにも繋がると思います。
※「なーんだ、なんてことないや」って鳥さんに思ってもらうお話については、以下にその回のリンクを貼っておきます。
ご興味があえばそちらも一緒に読んでみてください。
というわけで、「お家で鳥さんの爪切りをやってあげたいけど、鳥さんが嫌がって爪切りできない」という方は、「とりあえず1本だけ」という気持ちで始めてみるのも1つの手なんじゃないかなって思います。
「嫌なことは手短に済ませる」を心がけて爪切りに臨むことで、鳥さんも飼い主さんも徐々に爪切りに慣れていってくれるんじゃないかなと思います。
※音声が出ますのでご注意ください