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【最近のニュースを見て思う】鳥好きさん同士、認め合おう

生活

最近ニュース番組にチャンネルを合わせると悲しいニュースが多くて目を覆いたくなります。

2022年から始まったロシアのウクライナ侵攻はいまだ解決する気配がありません。
そして最近ではイスラエルとパレスチナでの情勢が深刻さを増してきています。

こういった報道を毎日見ながら、「どうして人は傷つけあってしまうのか」と思わざるを得ません。

同じ人間同士です。
傷つけられた苦しさ、辛さは分かるはずです。
なのに、どうしてこんなことが続くんでしょうか。
傷つけあった先に何があるというのでしょうか。

お互いを認め合う。
そうすることで争いごとは起こらずに済む。
お互いに楽しい生活が送れる。
同じ人間として、手を取り合って平和に過ごせる。

そう考える私は間違っているのでしょうか。
いや、私はそれこそがみんなが幸せに過ごせる唯一の答えなんじゃないかと思っています。

今紛争が起きている地域の人(特にトップに立つ方)には、ぜひそういった考えを持っていただきたいなと切に願っています。

さて、そんな視点を自分のまわりに移したときに、戦争とまではいきませんが、同じようなことが少なからずあるような気がします。

例えば、鳥さんのご飯について。

「ペレットを与えるのが一番だ」
「いや、昔から鳥にはシードをあげるのが常識だ」
「今はホールフードが一番正しいと分かってきている」
他にもいろいろな考え方があると思います。
私はどの食事もそれぞれ良いと思っています。

しかし、なんとなく、世の中の風潮として、「この食事がいいんだよ」「いや、こっちの食事が正しい」と自分の考えを押し付けてみたり、相手の考えを否定してみたりするような傾向があるように感じるときがあります。
またその一方で、「うちはこの方法でいくから口を出さないでくれ」「余計なこと言わないでくれ」と、まわりの意見を一切聞き入れないケースもあるような気がします。

そうなってしまう気持ちも分からなくはないんです。
どちら側にも根底には「鳥さんのことが大好き」という気持ちがあるんだと思うんです。
どちらも鳥さんのことが大好きで、鳥さんにずっと幸せでいてほしいから、自分が「これが良い」と信じて疑わないものをオススメしてみたり、自分が「これが良い」と思った以外のものを拒絶してみたり…ってことになると思うのです。

こういった火種になるようなテーマは他にもいろいろあります。

・鳥さんにクリッピングは必要か?
・鳥さんに爪切りは必要か?
・鳥さんを散歩させることってどうなの?
・鳥さんの食事量を制限することってどうなの?
・こういうおもちゃを鳥さんに与えるのってどうなの?
・こういう形の止まり木って鳥さんに良い?良くない?
・一度お迎えした鳥さんを最後まで面倒みるのは当たり前?
 それとも、人も鳥さんも幸せでないなら手離すこともアリ?

こういった議論というか言い争いって、何となく冒頭にお話した戦争に似ているような気がするんです。
自分の信念があって、その信念が強ければ強いほど争う結果に向かってしまう。
規模や程度はまったく異なるとは言え、起こっていることの本質は今世界で起こっている悲しい戦争と同じなんじゃないかと思うのです。
そう考えると、同じ鳥好きさん同士でありながら争ってしまったりすることに、なんともやるせない気持ちになります。

せっかく「鳥さんが大好き」という共通点を持って同じ時代に生きてるんですもの。
どうせならお互い楽しく仲良く気持ちよく過ごしたいな、って私は思うのです。

そう考えたときに、やっぱり大事になってくるのは、「お互いを認め合う」という考え方なんじゃないかなって思うんです。

「シードはここがよくない」「ペレットはここがダメだ」といったネガティブな情報は確かにあります。
でも、鳥さんにどういった食事を与えるかは、飼い主さんと鳥さんが決めればいいと思うんです。
まわりからネガティブな情報が入ってこようが、飼い主さんが鳥さんの幸せを思っていろいろ試した結果、「これがいいんだ」という方法を見つけたのであれば、それが正解なんだと思うんです。

かと言って、「うちはこれでいいんだってば!」と必要以上に意固地になるのももったいない気がします。
まわりの方は良かれと思って「こんな情報もあるよ」と教えてくれているんだと思います。
そういった善意を無駄にするのではなく、一意見として素直に取り入れることも場合によっては大事なのかなと思うのです。

人の意見にとらわれすぎず、その一方で、柔軟にいろいろな情報や考え方を吸収して、飼い主さんと鳥さんとの間で「これが自分たちの一番の答えだ」というものを見つけていく。
そしてそれをお互いに認め合う。
そんな世の中になったら、みなさんの鳥さんも含めてきっとみんな幸せなんじゃないかなって思います。

暗いニュースが多い世の中ですが、自分たちだけでも「お互いを認め合う」という気持ちを忘れずにいたいものだなと思います。

…って、ここまできれいにまとめておいて何ですが、「お互いを認め合う」っていうのはあくまでも理想論だよなって思います。
なので、理想論以外のてっとり早い解決法をこっそりと書いておきます。

人間同士ですから、どうにも合わない相手っていうのもいると思います。
そんなときはその方から距離を置きましょう♪
相手がリアルで繋がりのある場合はなかなかそうもいかないかもしれません。
でもネットやSNSでの繋がりであるなら、関わらないようにすることでお互い平和に暮らせると思いますよ♪

…というわけで(何事もなかったように)、何にしろ平穏が一番です。
鳥さんとの時間が純粋に楽しい時間になるよう、お互いに気を付けていきましょう♪

※音声が出ますのでご注意ください

鳥月 羊

鳥月 羊

伴鳥家(はんちょうか)の鳥月羊です。 小型から大型まで4羽のインコさんと生活しています。 インコさんと一緒に過ごす中で、様々な困りごとを経験してきました。 そしてそれをいろいろな方法で解決して、今ではインコさんととても仲良く暮らしています。 これまでの自分の経験を活かして、インコ好きさんのインコライフをさらに楽しいものにしたい。 インコさんと「生涯の相棒」と呼べるような関係性をゆっくりと楽しんでもらいたい。 そんな気持ちで情報を発信したりイベントを企画したりしています。 「ずっと、いっしょに、生きていく」 生涯の相棒インコと寄り添える生活を愛鳥家さんと一緒にデザインしていきます。

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