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【夏休みの自由研究】インコさんが喜ぶごほうびのあげ方

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よい子のみんな、元気かなー?
夏休み、楽しんでるー?
宿題、ちゃんとやってるかー?←三言目には嫌なことを言う人

ということで、今回は夏休みの自由研究のネタもなるかもしれないテーマでお話をしようと思います。

鳥さんと一緒に暮らしていて、かつ、夏休みの自由研究のネタに困っているそこのキミ!
羊おにいさんと一緒に鳥さんの研究をしてみないか?
大丈夫だよ! 健全だよ! 怪しくなんかないよ!!(必死)

というわけで早速始めていきたいと思います。

どういった研究をするかですが、前々から鳥さんの行動について個人的に気になっていることがあります。
それは…

『複数の小粒のご飯、1粒の大粒のご飯、鳥さんはどっちを選ぶ?』

…というものです。

注:”1g”と表記していますが、本当の1gではなく、あくまでも比率だと思ってください

上のイメージのままです。
大粒(3g)の1つのペレットと、小粒(1g)の3つのペレット。
食べられる量はどちらも同じですが、食べられるのはどちらか一方です。
さあ、鳥さんはどちらのペレットを選ぶと思いますか?

宝くじで1,000円が5回当たるのと、5,000円が1回当たるのと、どちらがいいですか?
100万円もらえるボーナスを、年に3回に分けてもらうのと、年に1回まとめてもらうのと、どちらがいいですか?
「こっちがいい」という意見は、きっと人それぞれ違うと思います。

それと同じように、鳥さんも「こっちのもらい方の方が嬉しい」という意見が鳥さんの間で分かれるのでしょうか。
それとも、どの鳥さんも「こっちの方がいい」と意見が偏るのでしょうか。
いやいや、同じ一羽の鳥さんであっても、そのときごとに傾向がバラバラだったりするのでしょうか。

気になりませんか?
私は気になります。
だって、その答えが分かれば鳥さんが満足するご飯のあげ方が分かるんじゃないかと思うんです。
どうせご飯をあげるなら、鳥さんの満足度が高い形であげたいです。
その方が同じ手間でも鳥さんの幸福度が上がります。
それってお得じゃないですか?(悪い顔で)。

さ、この疑問を調査するために、以下のような手順で実験をしてみたいと思います。

・鳥さんのご飯(おやつでも可)を用意する
・向かって右側に3粒のご飯を1粒ずつが離れた状態で置く
・向かって左側に3粒のご飯をくっついた状態で置く
・そこに鳥さんを近づけ、自由に食べてもらう
・右側、左側、どちらのご飯を先に食べるかを調べる

ここまでの手順を動画にしました。
こちらの動画を見てください。

※音声が出ますのでご注意ください。

私が立てた仮説は、「鳥さんは『複数の小粒』を好むのではないか?」というものです。
鳥さんの気持ちになって考えてみたときに、大きい1粒を見つけるより、小さくても複数粒あった方がテンション上がるんじゃない?って思ったんですよね。
「あ、ご飯見つけた♪……あ、あそこにもある! あっちにもある!!」って感じです。
鳥さんは「たくさん食べれる」ということより「たくさん見つけられた」ということに喜びを感じる気がしたのです。

みなさんはどう予想されますか?
「複数の小粒」を好むと思われますか?
それとも「1つの大粒」の方が人気だと思われますか?

さあ、それでは早速うちの鳥共に協力してもらって検証してみようと思います。
トリちゃん、マメちゃん、空ちゃんを相手に検証したときの様子をご覧ください。

※音声が出ますのでご注意ください。

はい、ご視聴、お疲れ様でした。

…というわけで、結論としては、「よくわからない」でしたね(汗)。

いやーー、私の頭では、うちの鳥共がみんな「小粒」を好んで選んでくれて「私の仮説は正しかった!」と威張り散らす展開とか、私の仮説を裏切る形でみんなが「大粒」に飛びついて「強欲!」と鳥共の食欲に呆れる展開とか、そのへんがオチになるかなー…なんて思っていたのですが。
まさか、あんなに統一感のない行動を取るとは…(特にトリちゃん)。

結局、今回の検証から言えそうなことは、「鳥さんはそのときの気分で好きな方を選ぶ」ということと、「もしかしたら鳥種によって選びやすい形があるのかも?」というあたりですかね。
マメちゃんは「小粒」を選ぶことが多かったですし、逆に空ちゃんは「大粒」を選ぶことが多かったです。
鳥種というより大型鳥か、中型鳥か、小型鳥かによって傾向があるのかもしれません。
でも何にしろ、このサンプル量だけではなんとも言えないですね。

というわけで、夏休みの自由研究のネタに困っているご家庭のみなさん。
同じような方法で鳥さんが好むごほうびのあげ方を検証してみるというのはいかがでしょうか。
うちの鳥共だけだと傾向はよく分かりませんでしたが、全国で多くの鳥さんに対して検証することで、もしかすると何らかの傾向が見えてくるかもしれません。
って、その全国で行われた検証結果を誰がまとめるんだという話もありますが。
(え、やる? みんなやってくれるなら検証結果まとめるよ?)

ま、それはそれとして、「うちの鳥さんはどんな行動をするんだろう」という実験をやってみると、自分の鳥さんの知らない一面を見ることができたりしておもしろいんじゃないかと思います。
鳥さんもごほうびをもらえるだけでなく、飼い主さんの注目を浴びまくることができ、楽しんでもらえると思います。
夏休みの時間を利用して、鳥さんと一緒にそんな遊びをやってみるのもいいんじゃないでしょうか。

鳥月 羊

鳥月 羊

伴鳥家(はんちょうか)の鳥月羊です。 小型から大型まで4羽のインコさんと生活しています。 インコさんと一緒に過ごす中で、様々な困りごとを経験してきました。 そしてそれをいろいろな方法で解決して、今ではインコさんととても仲良く暮らしています。 これまでの自分の経験を活かして、インコ好きさんのインコライフをさらに楽しいものにしたい。 インコさんと「生涯の相棒」と呼べるような関係性をゆっくりと楽しんでもらいたい。 そんな気持ちで情報を発信したりイベントを企画したりしています。 「ずっと、いっしょに、生きていく」 生涯の相棒インコと寄り添える生活を愛鳥家さんと一緒にデザインしていきます。

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