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【ヨウムの空ちゃん】空ちゃんとの寝る前のルーティン

生活

ヨウムの空ちゃんとの寝る前のルーティンをご紹介します。

私は寝る前に空ちゃんをソファの肘掛けに乗ってもらって、そこで空ちゃんをカキカキすることをルーティンにしています。
なぜこのようなことを始めたかというと、空ちゃんと仲良くなりたかったからです。

Birds」のページでも書いていますが、空ちゃんは「認定NPO法人 TSUBASA」さんから里子として我が家に来た子です。
我が家に来たときは20歳になる少し前の頃でした。
19年以上も別のところで生活していたのに、急に知らない人(←私)との生活が始まり、空ちゃんもかなり戸惑ったと思います。
そんな空ちゃんとどうしたら仲良くなれるか、どうしたら空ちゃんに喜んでもらえるだろうか…といろいろ考えました。
幸いなことに空ちゃんはカキカキされるのが大好きです。
なので大好きなカキカキをたくさんして仲を深めようと思いました。
放鳥タイム中もケージにいるときもカキカキしていましたが、「もっと空ちゃんに印象深くカキカキできないだろうか」と考えました。
そして、この「寝る前にルーティンをする」ということを思いつきました。

決まったタイミング(寝る前)で、決まった場所(ソファの肘掛け)で、決まったこと(カキカキ)をする。
このルーティンを毎日繰り返すことで、「ソファの肘掛けに来たっていうことはカキカキしてもらえるんだな」と空ちゃんが理解してくれる。
理解できるということは、予測ができるということ。
予測ができるということは、「何されるんだろう?」という不安が減るということ。
不安が減るということは、安心に繋がるということ。
これを続けていくことで、
「ソファに来ればいつも大好きなカキカキがしてもらえる」
「この人は期待を裏切らない」
「この人は嫌なことをしない」
「この人のことは信頼できる」
空ちゃんにそう思ってもらえるんじゃないか。
そんな風に思ったのです。

ルーティンを始めた最初の頃こそ、「え、ここ、何? 足元が柔らかいけど…」と少し戸惑っていました。
でもだんだんと理解してきたようで、「空ちゃん、カキカキするよ」と言ってソファに連れてくると、素直に肘掛けに降りてくれて頭をこちらに向けてカキカキを待つ姿勢になりました。
そのうち空ちゃんの中にも「あ、そろそろソファでカキカキの時間かな」というリズムが生まれてきたようで、それなりの時間になると私の手に乗って、「ソファに連れてって」と体重移動で私を導くようにもなりました。
カキカキをしたらケージに戻るというのもルーティンの一部になり、カキカキを終えると素直にケージに戻ってくれるようにもなりました。
(逆にカキカキしないでケージに戻そうと思っても素直に帰ってくれない(それもどうなの?(笑)))
また、別の時間帯であっても、カキカキしてもらいたいときはソファの肘掛けに飛んでくるなんてこともありました。

ルーティンを続けたことがすべてではないと思いますが、私は空ちゃんととても仲良くさせてもらっています。

ルーティンはインコさんの安心に繋がる1つの方法かなと思っています。
インコさんとの仲を深めるために、みなさんもインコさんとの特別なルーティンを作ってみてはいかがでしょうか。

※音声が出ますのでご注意ください

鳥月 羊

鳥月 羊

伴鳥家(はんちょうか)の鳥月羊です。 小型から大型まで4羽のインコさんと生活しています。 インコさんと一緒に過ごす中で、様々な困りごとを経験してきました。 そしてそれをいろいろな方法で解決して、今ではインコさんととても仲良く暮らしています。 これまでの自分の経験を活かして、インコ好きさんのインコライフをさらに楽しいものにしたい。 インコさんと「生涯の相棒」と呼べるような関係性をゆっくりと楽しんでもらいたい。 そんな気持ちで情報を発信したりイベントを企画したりしています。 「ずっと、いっしょに、生きていく」 生涯の相棒インコと寄り添える生活を愛鳥家さんと一緒にデザインしていきます。

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