今回は、カーテンをインコさんのいたずらから守る方法をご紹介します。
カーテンって、インコさんがよくよじ登ったりするんですよ。
ただよじ登るだけならいいんですが、くちばしを使ってよじ登るので、噛まれて穴が開いたりするんです。
小さいインコさんなら穴が開いたとしても目立つような大きさではないのでいいのですが、大きいインコさんになるとがっつり大きな穴を開けられたりするんですよね。
そんな穴を何か所も開けられてしまったりするとかなりショックです。
カーテンってそこそこのお値段しますし、気に入っている柄のカーテンだったらなおさらです。
我が家もヨウムの空ちゃんがカーテン登りが好きで、放鳥タイムになるとよくくちばしと足を使ってよじ登っていました。
もちろんカーテンには穴が開きました。
「やめて」と言っても聞いてくれません。
というか、インコさんって人が困って「やめてー」と言えば言うほど、「あ、これやられるの、困る?(ニヤニヤ)」みたいな感じで、逆にそれをやるようになるところがある気がします。
そこで我が家では、動画にあるように天井から網を垂らしてカーテンを保護するようにしました。
これによって、いたずらでカーテンが噛まれることはなくなりましたし、よじ登るときも網をよじ登ってくれるので、カーテンには穴が開かなくなりました。
私はインコさんとの生活で大事なことって、「人にとって困ることが起こらないような工夫をする」ということだと思っています。
インコさんと一緒に暮らしていると、結構困ったことって起きるんです。
今回のカーテンのこともそうですが、他にも家具や柱や壁紙をかじられるということは日常茶飯事です。
でも、インコさんが悪いことをしたからと言って叱るのは良くないです。
体罰なんてもってのほかです。
これまで築き上げてきたインコさんと飼い主さんの関係性を壊してしまいかねません。
じゃあ、やんわり注意するなら大丈夫か?…というと、あまりそれも効果ないんですよね。
言い聞かせてその場では分かってくれても、翌日にはまた同じことをやります。
というか、インコさんが悪いことをしたときに注意することは逆効果だったりします。
インコさんが悪いことをしていると飼い主さんが「こらこらーー!」って言いながら止めにいきますよね。
それってインコさんからしたら、「飼い主はそれまでテレビやスマホを見て全然相手にしてくれなかったのに、悪いことをしていると自分を構ってくれる」と映るわけです。
そりゃ、インコさんはすすんで悪いことするようになるわけですよね。
「叱ってはダメ。注意も逆効果。じゃあどうしたらいいの??」
そこで大事なのが、「注意するような原因になるものを無くす工夫」です。
何か悪いことをされて注意するのではなく、注意するようなことが起こらないようにする。
これによって、飼い主さんは「またそういうことする!」とイライラする機会が減ります。
「あ、これやると飼い主が構ってくれる♪」というインコさんが勘違いする機会も減らせます。
お互いにとってストレスの原因がなくなることで、快適に暮らせるようになると思います。
快適に暮らせるようになれば、その分仲良し度もアップすると思います。
※音声が出ますのでご注意ください