マメちゃんに指に乗ってもらおうとしたときの様子です。
動画を見てもお分かりのとおり、このときマメちゃんはすんなり指に乗ってきてくれませんでした。
私は、インコさんにどうしたいのかを選んでもらうようにしています。
それはつまり、インコさんの気持ちを尊重するということです。
例えば、もう寝る時間なので放鳥タイムが終わりにしてケージに帰ってもらいたいときに、インコさんに「ケージに戻ろ?」と言います。
そこでインコさんに「ケージに帰る」か「まだ遊ぶ」かの選択肢を与えます。
「ケージに帰る」を選んでくれれば、私としてはありがたいので、「ありがとう、いい子だね」と言って、ごほうびをあげたりします。
「まだ遊ぶ」を選んだ場合は、寝る時間が遅くなってしまうのであまり好ましいことではありませんが、インコさんの気持ちが変わるまで少し遊びを延長します。
少し遊んだ後で、また「ケージに戻ろ?」と言ってケージに帰ってもらおうとします。
そこでもやっぱり「まだ帰らない」を選ぶ場合は、「じゃあ、ごほうびをあげるから戻ってくれない?」と少し条件を変えたりします。
すると、「あ、ごほうびくれるの? それならいいよ?」とインコさんが納得してケージに帰ってくれたりします。
何にしろ、無理やり強要はしないようにしています。
条件を変えるなどをしつつ、インコさんに納得してもらって、自分でどうするかを決めてもらいます。
人間もそうじゃないですか?
自分で下した決断には納得がいきます。
逆に、人に強要されるのは納得がいかないし嫌な気持ちになりますよね。
うちの鳥共の様子を見ていると、インコさんも同じように考えているように思えるのです。
なので、基本的にはこちらから「これこれしてくれない?」「これこれしてもいい?」とお伺いをたてて、どうするかをインコさんに決めてもらうという方法が、インコさんと仲良くなれる1つのコツだと思います。
インコさんと仲良くなるためには、「おうか飼い(お伺い)」が大事なんじゃないかなと思います。我ながらうまいこと言ったと思います。
※音声が出ますのでご注意ください