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【いろいろな恩恵あり!】うちのケージの一工夫、ご紹介します

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一週間前の日曜日、「第12回屋内鳥オフ会」を開催してきました。

今回は史上最多のお客様&鳥さんが参加してくださって、かなり盛り上がりました。
そのときの様子はInstagramで投稿しています。
ご興味のある方は、下のリンクから見てみてください。

さて、オフ会には普段使っているケージをそのまま持っていったのですが、オオハナインコの花ちゃんのケージを見た参加者さんから「これいいね!」とお褒めの言葉をいただきました。
今回は褒めていただいた「ちょっとした工夫」についてご紹介しようと思います。

その工夫とは、ケージの底のサイズピッタリにカットした厚めのアクリル板のことです。
具体的にどんな感じのものかは、一番下にある動画を見てみてください。

なぜこういった工夫をしたかと言いますと、第一の理由は「底網を使いたくなかった」からです。

底網ってお掃除がめんどくさいんですよね。
網状なので鳥さんのうんちが拭き取りずらいんです。
加えて、底網って鳥さんの足に優しくないよなぁ…と個人的に思っています。
底網は人にとってのスノコのようなもので、歩きづらかったり隙間に足を挟んで怪我の原因にもなりえると思っています。

そんな理由から、花ちゃんのケージから底網を取り外したんです。

これでいろいろな問題が解決された…と思っていたのですが、底網がなくなったことで今度は花ちゃんがケージの下のトレーをいたずらして噛むようになりました。
噛んで粉々になったプラスチックの破片を誤って食べてしまわないか。
そんな不安を解消するために、底網のかわりに何かいいものはないだろうかと考えました。

そこで出てきたアイディアがアクリル板でした。

アクリル板は専用のカッターで自分の好きな大きさにカットできるので、どんなケージでもピッタリのサイズのものを作ることができます。
ある程度の厚みのあるアクリル板なら、鳥さんが乗ってもたわんだり割れることはないと思います。
アクリル板が下のトレーの保護もしてくれるので、いたずらしたり噛まれることがなくなりました。
お掃除もしやすいですし、鳥さんが歩いても安心です。

私もコザクラインコのトリちゃんで覚えがあるのですが、底網を撤去すると、トレーに敷いてある新聞紙をチミチミ噛んで巣材にしたり自分の背中に刺したりして、そこから発情が進んでしまうというケースもあるんですよね。
それを防止する意味でも、底網のかわりにこのアクリル板を使うアイディアってオススメできるんじゃないかなと思います。

また、底面にピッタリのアクリル板を設置することで、トレーはただの引き出しとして使用することができるようになります。
ちょっとしたお世話用の道具なんかを入れておいても便利なのではと思っています。

「底網は鳥さんの足のために使いたくないんだよね」
「でも底網がなければないでちょっと困っちゃうんだよね」

そんな風に思われていた方に、今回お話した内容が少しでも参考になってもらえたら嬉しいです。

※音声が出ますのでご注意ください

鳥月 羊

鳥月 羊

伴鳥家(はんちょうか)の鳥月羊です。 小型から大型まで4羽のインコさんと生活しています。 インコさんと一緒に過ごす中で、様々な困りごとを経験してきました。 そしてそれをいろいろな方法で解決して、今ではインコさんととても仲良く暮らしています。 これまでの自分の経験を活かして、インコ好きさんのインコライフをさらに楽しいものにしたい。 インコさんと「生涯の相棒」と呼べるような関係性をゆっくりと楽しんでもらいたい。 そんな気持ちで情報を発信したりイベントを企画したりしています。 「ずっと、いっしょに、生きていく」 生涯の相棒インコと寄り添える生活を愛鳥家さんと一緒にデザインしていきます。

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