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【インコさんのハーネス】アビエーターの気になる箇所をアレンジしてみた

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私には、以前から空ちゃんのハーネスに対してちょっと思っていることがあります。

空ちゃんのハーネスとして、「アビエーター(Aviator)」という商品を使っています。
紐の幅が細すぎず太すぎずいい感じで、材質も軽いものでできているので、装着する鳥さんにとって負担の少ないハーネスです。
ボタンなどで止めるタイプではなくすべて縫合されているので、装着に少し手間がかかるかもしれません。
でも、着けることができれば暴れても脱げてしまう不安はほぼないと思います。

ただ、このアビエーターに一点だけ「ちょっとなぁ…」と思う箇所があります。
それは、ハーネスと持ち手(ゴム素材)の接合部分です。

具体的には下の画像の赤丸の部分です。

インコさんのハーネス「アビエーター」に対して、個人的に「これはちょっと…」って思う箇所

何が問題なのかと言うと、ハーネスの紐と持ち手のゴムの接合が「黒い金具でキュッと挟んでいるだけ」ということです。

黒い金具に固くキュッと挟まれているので基本的には取れません。
一番下の動画でもやっていますが、この空ちゃん用のハーネスのゴムをギュンギュン引っ張っても抜けたりはしませんでした。

でも、私はこの造りだと「ゴムが抜ける可能性は0ではない」と思っています。
実際、ここの部分が抜けてしまってロストしてしまったケースは起こっています。

問題は「挟んでいるだけ」ということなんです。
ハーネスの紐とゴムが縫合されていればいいと思いますが、そういった処置はされていないように見えます。
金具で挟んでいるだけなので、例えば金具の挟む力が弱くなったらスコンとゴムが抜けてしまうということです。
持ち手のゴムが抜けてしまったら、ハーネスを着けたまま鳥さんは飛んで行ってしまいます。

その不安を解決するために、ちょっとアレンジしてみました。
アレンジの内容をざっくりと説明します。

①ゴム紐を挟んでいる黒い金具の手前でハーネスの紐を切る

②ステンレスのリングを用意して、切ったハーネスの先を通して縫合する

③縫合する

④完成!

我ながらよくできてる(*´ω`*)

写真で見るより動画で見てもらった方が分かりやすいと思うので、ご興味があれば下の動画も見てみてください。

このアレンジを加えたことで、ゴムが抜けるという心配事が解消されたと同時に、ハーネスが着けやすくなったというメリットも生まれました。
これまではゴムがダラダラ長くて、ハーネスの装着に手こずるとゴムが足に絡まったりして危なかったんです。
ゴムの部分を切ってハーネスと持ち手を分離させたことで、ハーネスがすっきりする形になって装着がやりやすくなったと思います。

というわけで、今回、私の個人的なアビエーターの不安箇所に対する1つの解決策をお話させてもらいました。
同じような不安を抱かれていた方にとって少しでも参考になってもらえたらと思います。

ただ、冷たい言い方になってしまって申し訳ないですが、アレンジは自己責任でお願いします。

また、今回ご紹介した方法に限らず、アレンジを加えたからと言って「絶対に100%の確率で鳥さんのロストを防げる」というわけではありません。
ハーネスの紐がボロボロになって強度が弱っていないか。
ちゃんと正しくハーネスが装着できているか。
ハーネスの締めが甘くてユルユルで装着していないか。
縫合した箇所がほつれていないか。
ステンレスのリングが劣化してきていないか。
…などなど、ハーネスを着けるたびにしつこいくらいにチェックすることが必要だと思います。

ハーネスを過信しすぎないこと。
「大丈夫? 本当に大丈夫?」と絶えずハーネス疑うこと。
大事な愛鳥さんの命がかかっていますから、それくらいの気の持ちようでもいいんじゃないかなと思います。
いい緊張感を持ちつつ、鳥さんとの楽しい時間を持ってもらえたらと思います。

※音声が出ますのでご注意ください

鳥月 羊

鳥月 羊

伴鳥家(はんちょうか)の鳥月羊です。 小型から大型まで4羽のインコさんと生活しています。 インコさんと一緒に過ごす中で、様々な困りごとを経験してきました。 そしてそれをいろいろな方法で解決して、今ではインコさんととても仲良く暮らしています。 これまでの自分の経験を活かして、インコ好きさんのインコライフをさらに楽しいものにしたい。 インコさんと「生涯の相棒」と呼べるような関係性をゆっくりと楽しんでもらいたい。 そんな気持ちで情報を発信したりイベントを企画したりしています。 「ずっと、いっしょに、生きていく」 生涯の相棒インコと寄り添える生活を愛鳥家さんと一緒にデザインしていきます。

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