BLOGブログ

BLOG

8

【もしものときのために】ペットボトルのキャップでお水を飲めるようにしておく

トレーニング

先日、私が主催する【屋内バードランオフ会】にうちの鳥共を連れて参加してきました。
さらにその少し前に、鳥友さんが主産された鳥オフ会にもヨウムの空ちゃんと一緒に行ってきました。

そのときに1つ思ったことがありまして。
それは、「鳥さんにお水を飲んでもらう練習をしておいた方がいいな」ということです。

車で長時間ドライブしたり、普段と違う環境で過ごしている間、ヨウムの空ちゃんはほとんど水を飲んでくれませんでした。
ドライブ中の揺れる車内ではお水が飲みずらいというのはもちろんですが、車が止まっていても普段と違う景色に戸惑って、お水を飲む余裕がなさそうな感じでした。
オフ会会場でも同じような様子で、紙コップとかにお水を入れて「飲む?」と聞いてみたのですが、「いらない」といった感じでお水を飲んでくれませんでした。

これまでにも長距離ドライブやオフ会会場で過ごしているときにお水を飲まないことがあったので、今回はそれを踏まえてブドウを持っていきました。
大好きなブドウならほぼ確実に食べてくれますし、ブドウから水分を摂取してもらうこともできます。
ただ、いつも都合よくブドウが用意できるとは限りません。
どんな状況であってもお水が飲めるようになってもらっておくことに越したことないよなぁ…と改めて思ったわけです。

そこで1つの方法として思い付いたのが、ペットボトルのキャップでお水を飲んでもらう方法です。
水道を探すとなると少し大変ですし、水道だけ見つけてもお水を飲んでもらうお皿やコップの用意が必要です。
その点、コンビニや自販機は見つけやすいと思いますし、ペットボトル入りのお水であればキャップをコップ代わりに使えます。

ただ、鳥さんにペットボトルのキャップでお水を飲めるようになってもらうためには、ペットボトルのキャップの存在に慣れてもらう必要があります。
始めから何も怖がらずにペットボトルのキャップからお水を飲むことができる鳥さんもいるかもしれません。
でも多くの鳥さんは、見慣れないペットボトルのキャップでお水を飲むことに抵抗や怖さを感じるんじゃないかと思います。

なので、放鳥タイムのときに、ペットボトルのキャップでお水をあげる練習をしておくといいんじゃないかと思います。
水だとそれほど魅力がないかもしれないので、フルーツを絞った生の果汁とかをペットボトルのキャップに入れてあげるといいかもしれません。
「ペットボトルのキャップには美味しいものが入っている!」と理解してもらえて、ペットボトルに対する魅力も増すと思います。
どうにも水分を摂ってもらえなさそうであれば、最初はペットボトルのキャップにご飯やおやつを入れておいてもいいかもしれません。
なんなら、お水やおやつもなしで、ただただペットボトルのキャップをおもちゃとして遊ぶだけでもいいと思います。

まずはペットボトルのキャップの存在に慣れてもらう。
そして、「ペットボトルのキャップにはいいものが入っている」と理解してもらう。
そんな経験を積んでいくことで、ペットボトルのキャップでお水を飲めるようになる。
そういったことができるようになっていれば、外出先でも水分の摂取については安心することができると思います。

「この方法でもお水が飲める」、「こんな方法でも大丈夫」と、いろいろな選択肢を用意しておくことは、その鳥さんと飼い主さんにとっての強みになると思います。

※音声が出ますのでご注意ください

鳥月 羊

鳥月 羊

伴鳥家(はんちょうか)の鳥月羊です。 小型から大型まで4羽のインコさんと生活しています。 インコさんと一緒に過ごす中で、様々な困りごとを経験してきました。 そしてそれをいろいろな方法で解決して、今ではインコさんととても仲良く暮らしています。 これまでの自分の経験を活かして、インコ好きさんのインコライフをさらに楽しいものにしたい。 インコさんと「生涯の相棒」と呼べるような関係性をゆっくりと楽しんでもらいたい。 そんな気持ちで情報を発信したりイベントを企画したりしています。 「ずっと、いっしょに、生きていく」 生涯の相棒インコと寄り添える生活を愛鳥家さんと一緒にデザインしていきます。

RELATED

関連記事

PAGE TOP