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【インコさんの気持ち】インコさんの満足度が知りたければ「足」を触れ

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てのひらがあついほどっ♪ こころはつめたいんでしょっ♪
じょーだんでもそんなざんこくなこといわないでよっ♪
べつにいえばいーけどっ♪ ぜんじんせーをかけてもっ♪
ちゃんとくつがえさせてよっ♪
すくいたい♪ すくわれたい♪ このイコーーーーーr

……え、ちょ、ちょっと、ここからがいいところなんだから気持ちよく歌わせてくださいよ。

え? 何やってるかって?
見ればわかるでしょ?
Official髭男dismの曲を歌ってたんですよ。
先週発表した「鳥和屋の除菌水」の反響が予想以上に大きくて嬉しかったのと、注文の事務作業がひと段落した解放感から、気持ちよくカラオケを歌ってたんです。

あ、「鳥和屋の除菌水」のご注文、予想以上の多くの方からご注文をいただきました。
本当にありがとうございました。
これを機会に除菌水を気軽に使用していただいて、鳥さんも飼い主さんも気持ちよく過ごしてもらえたらなと思います。
ちなみに現在、「鳥和屋の除菌水」の本格的な販売に向けて、注文ページの準備に取り掛かっているところです。
準備が整いましたら、またいろいろな形でお知らせしていきますので、もしよかったらご注文いただければと思います。
私の除菌水への熱い想いは以下のページで語っております。
もしよかったら見てみてください。

サービス-「鳥和屋(とわや)の除菌水」

さ、ツカミはこれくらいにして、今回の鳥さんのお話を始めましょう。

私、思っていることがあるんです。

「鳥さんの満足度って足に出るよなぁ」って。

「羊、何言ってるの?」
「またそんなテキトーなことを言って!」
そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。
それはごもっともだと思います。
だって、ちゃんとした科学的な裏付けとかあるわけではなく、あくまでも私のこれまでの経験から思っているだけのことですから。
なので、今回の話は(も?)話半分で聞いてほしいなって思います。

うちは放鳥タイムのときに、あえてうちの鳥共に飛びまくってもらっています。
といっても、大型さんチームであるヨウムの空ちゃんとオオハナインコの花ちゃんは飛ばないので、飛びまくってもらっているのはあくまでもコザクラインコのトリちゃんとウロコインコのマメちゃんの2羽だけです。

なぜ飛びまくってもらっているかというと、簡単に一言で言うのなら、「運動のため」です。

「鳥さんは飛べる」
それは至極当たり前の話です。
でも、鳥さんは飛ぶことはできるけど、できることなら飛びたくないって思ってると思うんです。
というのも、飛ぶには結構なパワーが必要なんです。
命の危険にさらされたときは必死で飛びますが、そうでないときは鳥さんだってゆっくりしていたいんです。

人だってそうですよね。
「急いでー」って言われてもできることなら走りたくないんですよ。
でも、遅刻寸前の状態で目の前で電車が出発しようとしていたら、その電車に飛び乗るために必死で走ると思うんですよね。

そんなわけで、鳥さんは飛べはするけど飛ぶことにはそれなりにパワーを使います。
そんなパワーを使う「飛ぶ」という動作は、鳥さんにとっていい運動になるということなんです。

少し話が逸れましたね。
話を元に戻しましょう。
そんなわけで、うちでは放鳥タイムのときにトリちゃんやマメちゃんに飛び回ってもらっています。
そのときに気がついたのですが、ある程度運動するとトリちゃんやマメちゃんの足がポカポカしてきます。
放鳥タイムをスタートしたときの足の感じと比べて、明らかに温かさが変わるんです。

足がポカポカした状態でさらに運動させていると、「もう十分遊んだよ」とだんだん飛ぶのがめんどくさいような仕草をし始めます。
「じゃあ、もう運動は終わりにしようか」と放っておくと、肩の上でぼんやりしていたり羽繕いを始めたりします。
そして、少しのんびりした時間を過ごした後、「そろそろ帰ろうか」と言うと、すんなりケージに帰ってくれます。
逆に、足がポカポカになる前にケージに帰らせようとすると、トリちゃんもマメちゃんも嫌がったりするんです。
「え、もう帰るの? 嫌だよ」「まだ遊び足りないですけど?」みたいな空気をがっつり出してきます。
そんなときはいっぱい飛ばして足がポカポカになるまで遊んであげるようにしています。

この「足がポカポカする」のは、何も飛び回らせたときに限ったことではないです。
飛び回ったりしない空ちゃんも足がポカポカになるときがあります。
それは、空ちゃんがお気に入りの場所でひとり遊びをしまくったあとです。

空ちゃんはベッドの上で布団や枕に向かってホリホリするのが好きです。
布団をトンネルみたいにしておいてあげると、足を後ろに蹴り上げて奥にある砂を掻き出すような仕草をしてひとりで遊んでいます。
特に激しい運動ってわけではないと思うのですが、ひとしきりその遊びをやったあとに足を触ってみるとポッカポカになっています。

なんなら、空ちゃんをカキカキナデナデしまくったあとも足がポカポカになります。
たまに空ちゃんって「遊ぶのとかどうでもいいからカキカキナデナデしてー」とめちゃくちゃ甘えてくるときがあります。
そういうときは30分くらいずっとカキカキナデナデをしているわけですが、このとき空ちゃんはただただ私のマッサージを受けているだけです。
激しい運動をしていないどころか、体はほとんど動かしていません。
それでも足がポカポカになるんです。

そういったうちの鳥共の様子を見ながら思ったのが、先ほどお話した「鳥さんの満足度は足に出る」ということです。

たくさん運動する。
ひたすら遊ぶ。
大好きな飼い主さんにカキカキしてもらう。
そういうときに鳥さんの足はポカポカになります。

それってつまり、
「鳥さんって心が満たされると足がポカポカになる」
ってことなんじゃないかなと思ったのです。

冒頭で私が気持ちよく歌っていたOfficial髭男dismの曲に、「手のひらが熱いほど、心は冷たいんでしょう?」という歌詞があります。
私はこの歌詞を、鳥さんバージョンとして、「足が温かいほど、心も温かくなっているんでしょ?」に書き換えたい。
それくらいの気持ちでいます(やめとけ)。

……ま、それはそれとして、みなさんの放鳥タイムのときにも、愛鳥さんが満足したかどうかのサインとして、足の温かさを確認してみるといいんじゃないかなって思います。
足がポカポカするくらいまで遊んであげれば、きっと鳥さんは満足できてると思います。
もし足が少し冷たい感じであれば、ほんのりでも温かくなるくらいまでかまってあげると、鳥さんは幸せを感じられるんじゃないかなって思います。

そんなわけで、放鳥タイムのときやOfficial髭男dismの「Subtitle」を聴いたときにこのことを思い出してもらって、鳥さんの心が満たされたかどうかを見極めるために足に触れてみるのもいいんじゃないかと思います。

※音声が出ますのでご注意ください

鳥月 羊

鳥月 羊

伴鳥家(はんちょうか)の鳥月羊です。 小型から大型まで4羽のインコさんと生活しています。 インコさんと一緒に過ごす中で、様々な困りごとを経験してきました。 そしてそれをいろいろな方法で解決して、今ではインコさんととても仲良く暮らしています。 これまでの自分の経験を活かして、インコ好きさんのインコライフをさらに楽しいものにしたい。 インコさんと「生涯の相棒」と呼べるような関係性をゆっくりと楽しんでもらいたい。 そんな気持ちで情報を発信したりイベントを企画したりしています。 「ずっと、いっしょに、生きていく」 生涯の相棒インコと寄り添える生活を愛鳥家さんと一緒にデザインしていきます。

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