毎週月曜恒例の空ちゃんとのロトり7の様子は「お知らせ」から見れます。
そちらを楽しみにされていた方は、どうぞ「お知らせ」の方からチェックしてみてください。
さて、オオハナインコの花ちゃんですが、相変わらず「人の手」に対する恐怖心があるようで、手を近づけるとカァーーーッとくちばしを開けて威嚇したりします。
そこで、手に慣れてもらうために、「ご飯を手に持って、手からご飯をあげる」ということをやってみました。
1つ前の花ちゃんの日々の記事では、「ご飯を入れたお皿を手で持ってご飯をあげる」ということをやっていましたが、今回は1段階レベルを上げてみた感じです。
花ちゃんのご飯を食べる様子を見ていると、結構ガツッ!ガツッ!とお皿にくちばしを雑に突っ込む感じなんです。
なので、手でご飯をあげたときにその勢いで来られてしまうと、確実に指まで食べられてしまう…という恐怖感がどうしても頭をよぎってしまいます。
でも実際手からご飯をあげてみると、下の動画のようにちゃんとご飯(ペレット)だけそぉっと食べてくれます。
こういうのを見ると、やっぱり鳥さんって手を食べる(噛む)必要はなくて、当たり前だけど単純にご飯を食べたいだけなんだよなぁ…って改めて思います。
1つ前の花ちゃんの日々の記事でも言っている通り、こうやって手からご飯をあげることで、ご飯のよいイメージが手に移って、手のイメージが良くなると思います。
また、手からご飯を食べるということを何度も繰り返すことで、「別に人の手は何もしない」「人の手に近づいても嫌なことは何も起こらない」という経験を積んで、手への恐怖心、不信感というものがなくなっていってくれると思っています。
ただ、この手からご飯をあげるという方法、人からするとやっぱりちょっと怖いですよね。
以下の動画にある通り、こんな偉そうに話している私も、まだ花ちゃんのことを信じ切れていなくて、たまに指が引いてしまうときがあります。
噛まれたら当然痛いですし、噛まれて痛い思いをすることでより噛まれることへの恐怖心が強くなってしまいますし、「痛い!」っていういつもと違う声が出ることで鳥さんが「お!おもしろい!」と勘違いし、余計に噛むことを楽しんでしまうようになる可能性もあります。
このように噛まれることはそういった負の要素が強いので、できるだけ避けるべきだとは思います。
でも、噛んでしまうことから、鳥さんが学ぶことも多かったりすると思うんです。
実際に私はヨウムの空ちゃんに手からご飯をあげるということをずっと以前からやってきました。
その中で空ちゃんに指をがっつり噛まれたことが何度もあります。
でも、そういう経験を通して、「あ、この力加減で噛むとよくないね」とか「この噛み方は危ないね」ということを学んでくれたと思っています。
今では空ちゃんは本当に上手に手からご飯を食べてくれます。
どんなに小さなペレットの粒であっても、舌やくちばしをゆっくり動かして、指は傷つけずペレットだけを食べてくれます。
手からご飯をあげることは、鳥さんとの信頼関係を築くだけでなく、鳥さんの人の手への扱い方を学ぶ場として、とてもよいものだと思います。
ただ、やはり噛まれることへの恐怖心があると、思いがけない良くない結果を生むことにも繋がります。
なので、「別に噛まれてもいいや」「噛むなら噛んでくれ」くらいの気持ちでやってみるのが大事かななんて思っています。
※音声が出ますのでご注意ください