BLOGブログ

BLOG

12

【フォレイジング】空ちゃんとのくじ引きの様子〜鳥さんにいろいろな人に慣れてもらうことの重要性

生活

毎週月曜は恒例の空ちゃんとのロトり7の様子をお送りします。

空ちゃんとの抽選の様子は下の方にあります。
InstagramのストーリーズやYoutubeにもありますので、もしよかったら見てみてくださいね。

さて、昨日のことなのですが、鳥友さんのお家に遊びに行ってきました。

そこの鳥友さん、コンゴウインコさんのヒナちゃんを迎え入れてお世話されているんです。
「ヒナちゃんたちに飼い主さんが見つかるまで、愛を持ってお世話してあげたい」
そんな気持ちで現在3羽のヒナちゃんとの生活を続けていらっしゃいます。

もともと2羽のコンゴウさんと暮らされているところに3羽のヒナちゃんが増えたという大所帯な感じ。
大型インコに分類されるヨウムさんと暮らしている私ですが、やっぱりコンゴウさんの迫力はヨウムさんとは比べ物になりませんでした。
(帰宅後、空ちゃんを肩に乗せて「軽っ!」って言ってたのはナイショ)

で、そんなお宅になぜ私がお邪魔したかと言うと、その鳥友さんから「よかったら、ちびっ子達と遊んでやってもらえませんか? 鳥に慣れた方に触ってもらいたいなと思って♪」というご提案をいただいたからなんです。
そのお話をいただけたとき、「コンゴウのヒナちゃんの人格(鳥格?)形成に少しでも自分が携われるのかも」と思えて本当に嬉しかったです。
「行きます行きます! いつにしましょう!?」とかなりの前のめりでスケジュールを決めたのを昨日のように覚えています。
そして昨日ようやくその予定の日が来て、実際に楽しんできました。
そのときの様子を少しだけ載せておきますね。
コンゴウさんのヒナちゃんたちも楽しんでもらえてたら嬉しいなぁ。

※音声が出ますのでご注意ください

コンゴウのヒナちゃんたち。並んでブドウをもらってます。
ヒナちゃんが私のことを気に入ってくれて、めちゃくちゃじゃれ合ってくれました。

さて、今回こうやって鳥友さんにお呼ばれして、ヒナちゃんたちと遊んできて、改めて思ったことがあります。
それは、これまでのブログでも何度かお話してきたことですが、やはり鳥さんにとっていろいろな人と接することって大事だなということです。

鳥さんって、鳥種にもよりますが、「オンリーワン」になる傾向が強いんです。
これもこれまでのブログでお話していることですが、鳥さんは基本、家から出ない生き物なんですよね。
家の中にいる人としか会わない状況が続いて、かつ、決まった人がよく遊んでくれるとなると、「その人にだけ懐いて、他の人には懐かない」という状態になることがあります。
そうなってしまうと、例えば、鳥さんと仲の良い人が風邪をひいて寝込んでしまったときに、その鳥さんにいつものようなお世話ができなくなってしまうことが考えられます。
それは、鳥さんにとっても幸せではないですし、代わりにお世話をする人にとっても不幸なんですよね。
「ご飯あげるよー♪」と鳥さんに近づいたのに、あからさまに鳥さんから逃げられたりするわけです。
場合によっては、「近寄るな!」と攻撃されたりすることだってあると思います。
そんな目にあったら、その人はそれ以降「鳥さんのお世話なんかしたくない!」って思うようになると思います。
そう思ってしまう人が増えれば増えるほど、鳥さんは生活しにくくなります。

これが例えば、風邪を引いたくらいならまだいいです。
体調が戻るまでの数日間、何とか乗り過ごせばいいわけですから。
でも例えば、鳥さんと仲のいい人が入院することになったですとか、何らかの都合でお世話することができなくなってしまって里子として手放さざるを得なくなったなんていう場合は、鳥さんも鳥さんをお世話する人も、長期間に渡って不幸な状況が続くことになってしまいます。

大事な鳥さんのためにも、また、大事な鳥さんをお世話してくれる人のためにも、そういう状況は起こらないようにすべきだと思います。
そのために、日頃からいろいろな人と関わりを持って、「いろいろな人に慣れておく」ということが大事だと思うのです。

ただ、今回私を呼んでくださった方がおっしゃっている通り、鳥さんと触れ合うのは「鳥さんに慣れている人」の方がいいんじゃないかな…と個人的に思います。
鳥さんに慣れている方は、鳥さんの気持ちを読むことに慣れています。
「あ、今は手を出さない方がいいな」、「今はカキカキさせてくれそうだぞ」といった感じで、鳥さんの表情や態度を見て、上手に鳥さんと触れ合うことができると思います。
慣れていない方だと、鳥さんの機嫌を損ねてしまって、人と触れ合う練習にならないで終わってしまうことがあるかもしれません。
それどころか、鳥さんに噛まれて怪我をしてしまうなんてこともありえると思います。
鳥嫌いな人を作らないためにも、それは絶対に避けたいことです。

そういう意味では、先週の月曜日(2022/12/5)のブログと被りますが、鳥友さん同士の繋がりを作って、その中で鳥さんにいろいろな人に慣れてもらうということがいいんじゃないかななんて思います。

お互いのお家にお邪魔して、お茶会みたいな時間を楽しまれてもいいと思います。
ハーネスなどができる子であれば、鳥友さんと一緒にどこかにお散歩に行ってもいいかもしれません。
「近くに鳥友さんがいない…」「ハーネスが着けられないからお散歩は無理…」という方は、私の主催する「屋内鳥オフ会」に参加されてみてはいかがでしょうか(←また宣伝になってる!!)

※音声が出ますのでご注意ください

鳥月 羊

鳥月 羊

伴鳥家(はんちょうか)の鳥月羊です。 小型から大型まで4羽のインコさんと生活しています。 インコさんと一緒に過ごす中で、様々な困りごとを経験してきました。 そしてそれをいろいろな方法で解決して、今ではインコさんととても仲良く暮らしています。 これまでの自分の経験を活かして、インコ好きさんのインコライフをさらに楽しいものにしたい。 インコさんと「生涯の相棒」と呼べるような関係性をゆっくりと楽しんでもらいたい。 そんな気持ちで情報を発信したりイベントを企画したりしています。 「ずっと、いっしょに、生きていく」 生涯の相棒インコと寄り添える生活を愛鳥家さんと一緒にデザインしていきます。

RELATED

関連記事

PAGE TOP