コザクラインコのトリちゃんは、毎日フォレイジングのおもちゃでご飯をもらっています。
以前のブログでも「鳥さんには仕事を与えよ」といったタイトルで、ご飯にフォレイジングを取り入れることでインコさんの幸福度を上げられるといったお話をしました。
※興味のある方はこちらの記事をご覧ください。
上記のブログでとりあげたマメちゃんのご飯もしかり、今回のトリちゃんのご飯もしかりですが、「じゃあ私のところでもこのやり方を取り入れてみよう」とやってみても、最初からうまくいくわけではありません。
特にフォレイジングのおもちゃでご飯をあげる場合、まずはフォレイジングのおもちゃの存在に慣れる必要があります。
インコさんは新しいおもちゃを怖がって近寄らないことが多いです。
そして、おもちゃの存在に慣れたとしても、どうやったらご飯にありつけるのかが分からないことには、十分にご飯を食べることができない可能性もあります。
なので、フォレイジングのおもちゃでご飯をあげる際には、まずはおもちゃの存在に慣れることと、どうやったらご飯をゲットできるのかを理解してもらうことが大事です。
まずはインコさんのペースに合わせておもちゃの存在に慣れてもらってください。
おもちゃの存在に慣れたら、「こうやったらご飯が出てくるんだよ」というのを実践してインコさんに見せてあげてください。
「こうやったらご飯が出てくる」というのを目にすることで、インコさんは「あぁ、こうやったらご飯がもらえるのね」と理解してくれます。
1つ気にしておいてほしいことは、インコさんがフォレイジングのおもちゃから十分にご飯が食べられるようになるまでは、フォレイジング以外の方法、言い換えれば、今まで食べていた普通の方法でも食事ができるような準備をしておいてあげることです。
与えるご飯の100%の量をフォレイジングのおもちゃであげてしまうと、もしもそこからうまく食べられなかった場合に、お腹が空きすぎてしまったり栄養不足になってしまうことも考えられます。
そのために、これまでと同じ慣れ親しんだ方法でも食べられるようにしておいてください。
また、ご飯をちゃんと食べてくれているか、体重が減ってしまっていないかなどのチェックもしてもらった方がよいと思います。
「フォレイジングを取り入れたからもういいや」ではなく、フォレイジングのおもちゃを理解して与えた量を完全に食べてもらえるように、インコさんの様子をチェックするなどのフォローもお願いしますね。
※音声が出ますのでご注意ください