うちの鳥共は鳥専門医さんで定期健診を受けています。
そのときについでに先生に爪切りもやってもらっています。
が、次の健診までに爪が伸びてしまうことがあります。
そうなると、特に空ちゃんは身体が重いことや爪が大きいことがあって、爪が伸びてくると腕や肩に食い込んで痛いんです。
また、伸びた爪が布やロープに引っかかって取れなくなってしまったり、糞切り網やケージの柵に引っかかって最悪折れてしまったりと、事故や怪我の原因になってしまうこともあります。
このように爪が伸びるといろいろ不都合が出てきます。
そこで、「先生に頼ってばかりじゃいかんな! 相棒の爪切りくらいオレがやってやらなくては!」と思い、自分でやるようにしました。
鳥専門医さんでは、私が空ちゃんをひっくり返して足が先生の方に出る姿勢で保定し、その間に先生に爪を切ってもらっていました。
なので最初は家でもその方法でやってみました(下の動画の前半部分)。
ですが、やはりちゃんと保定できなかったり、ひっくり返っていることで空ちゃんがドキドキしてしまったりで、なかなかうまくいきません。
そこで慣れたパーチにいてもらって、爪をちょっとだけ捕まえさせてもらって切っちゃうという方法にしました。
足を捕まえられることで「え?なになに??」と少し驚いてはいたものの、身体の自由は保障されているので、ひっくり返される姿勢でやるより落ち着いて爪を切らせてくれました。
爪を切る方法はいろいろあると思います。
バスタオルで保定して足だけ出す方法がやりやすい子もいれば、空ちゃんが苦手なひっくり返った姿勢で爪切りをさせてくれる子もいます。
その子にあった爪切りの方法でやってあげるのが一番良いと思います。
が、爪切りは何にしろ、爪や足に触ることに慣れておくことが大前提だと思います。
放鳥タイムの中で遊びながら足や爪を触って、「触られても何も嫌なこと起きないよ?」ということをいっぱい繰り返すことが大事かなと思います。
そして、やはり飼い主さんとの信頼関係がモノを言うような気がします。
たくさんの時間をインコさんと共有して、「この人のやることなら大丈夫。心配ない」と思ってもらえるような関係を築くことで、爪切りもそれなりにやらせてもらえるようになると思います。
あ、その上で、インコさんの爪切りは慎重にやりましょう。
ホント、爪の先をちょっとだけ切る形で。
あまりがっつり切ってしまうと出血させてしまうことがあるので、くれぐれも注意してやってくださいね。
※音声が出ますのでご注意ください