フォレイジングウィーク、2日目の本日は、大型インコさん用のキャンディ包みの作り方をご紹介します。
基本的には昨日ご紹介したキャンディ包みと同じで、ごほうびをトレーシングペーパーで包んで巻くというものです。
ただ、空ちゃん用のキャンディの中身は「デーツ」です。
デーツは少しベタベタしているので、皮(紙)を剥こうとガジガジやっている間に、紙にぐちゃぐちゃとくっついてしまいます。
そこで、大きな紙ストローの中にデーツを入れて、その上からトレーシングペーパーで包むという形にしました。
これによって、デーツは固い紙ストローに守られてぐちゃぐちゃすることなく、柔らかいトレーシングペーパーだけが破れて、そこからデーツを引っ張りだして食べることができるようになりました。
そういった理由から、動画にある通り大きな紙ストローを使っていますが、ベタベタしないものであれば、直接トレーシングペーパーで包んでよいと思います。
昨日のブログとダブりますが、単純にデーツをそのままあげる場合と、キャンディ包みに入れたデーツをあげる場合では、食べ終わるまでの時間が全く異なります。
そのままデーツがもらえた場合は「食べれば終わり」ですが、キャンディ包みの場合は「デーツを食べる」というだけでなく「デーツにたどり着くまでの楽しみ」もあります。
同じ1粒のデーツを与えるという行動でも、キャンディ包みで与えた方が、インコさんの味わう楽しさは2倍にも3倍にもなっていると思います。
「1粒で2度おいしい」なんていうキャッチコピー、ありましたよね(古)。
まさにそれなのです。
…とは言え、動画を見てもらってもわかる通り、キャンディ包みを作るのってそれなりに手間なんですよね(ノ∀`)
なので、いつもキャンディ包みであげる必要はないと思います。
例えば、「今日は健康診断を頑張ったね♪」とか、「申し訳ないけど今すぐケージに帰ってほしい!」とか、そういった「ここぞ」というときだけでもいいと思います。
きっと、「あ、これ、いつもと違う特別なごほうび♪」と喜んで納得してくれると思います。