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【コザクラインコのトリちゃん】パーチに移動してもらう(その2)

生活

コザクラインコのトリちゃんにパーチに移動するデモンストレーションをやってもらいました。

今回お話したいのは、「インコさんには行動する際の癖みたいなものがある」ということです。

まずは動画を見てください。
トリちゃんにパーチに移ってもらう様子なのですが、トリちゃんは私から離れる向きではあまりパーチに移ろうとしません。
逆に、私に向かう形だとすんなりパーチに乗ってくれます。

こういった「法則」みたいなものは、うちのトリちゃん固有のものかもしれません。
でもトリちゃんには、明らかにこのような法則があります。

ちなみに、マメちゃんはどうだろうと思い試してみたところ、マメちゃんも同じでした。

このような法則は、あくまでもトリちゃんとマメちゃんだけに言えることかもしれません。
でもここで大事なのは、トリちゃんやマメちゃんが「飼い主さんに向かう形だとパーチにすんなり移る」というのと同じように、どのインコさんにも「この方法だと比較的言うことを聞いてくれる」というものがあるのではないかということです。

例えば、「ごほうびよりクリッカー音によく反応する」ですとか、その逆で「クリッカーで教えるよりごほうびの方が効果がある気がする」ですとか、「ケージの中のおもちゃでは遊ばないのに、放鳥中に部屋に設置してあるおもちゃではよく遊ぶ」ですとか。
そういったインコさん固有の法則がきっとあるんだと思います。

インコさんごとの固有の法則を見抜くことで、インコさんも飼い主さんも快適に過ごせるようになると思います。
法則はインコさんの様子をよく観察することで見つけることができると思います。
インコさんと一緒の時間をたくさん過ごして、インコさん固有の法則を見つけてみてください。

なお、トリちゃんとマメちゃんに見られた、「飼い主さんに向かう形だと素直にパーチに乗ってくれる」という法則は他のインコさんにも見られるものかもしれません。
もしも、「なかなかすんなりパーチに移動してくれない」と思われている飼い主さんがいたら、この方法を試してみるのは1つの手かもしれません。

※音声が出ますのでご注意ください

鳥月 羊

鳥月 羊

伴鳥家(はんちょうか)の鳥月羊です。 小型から大型まで4羽のインコさんと生活しています。 インコさんと一緒に過ごす中で、様々な困りごとを経験してきました。 そしてそれをいろいろな方法で解決して、今ではインコさんととても仲良く暮らしています。 これまでの自分の経験を活かして、インコ好きさんのインコライフをさらに楽しいものにしたい。 インコさんと「生涯の相棒」と呼べるような関係性をゆっくりと楽しんでもらいたい。 そんな気持ちで情報を発信したりイベントを企画したりしています。 「ずっと、いっしょに、生きていく」 生涯の相棒インコと寄り添える生活を愛鳥家さんと一緒にデザインしていきます。

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