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【インコさんと仲良くなる】鳥さんは話せば分かってくれる

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「鳥さんは話せば分かってくれる」

私はそんなことをつくづく思うんです。

というのも、最近オオハナインコの花ちゃんと、こんなことがあったんです。

前回のブログでもお話した通り、ここ最近、花ちゃんの態度が少し変わっていて、ちょっと荒々しい感じがあります。
ごほうびとしてクルミをあげようとしたときも、その荒々しい勢いでクルミを取ったため、一緒に私の指が噛まれてしまいました。
出血するようなレベルではありませんでしたが、花ちゃんの鋭いくちばしに指が挟まれてしまって結構痛かったです。
そのときに私は、「今のはちょっと痛かったよ」「もっと優しく上手に食べてほしいな」と花ちゃんに伝えたんです。
すると、次にクルミをあげるときから、花ちゃんはくちばしの力加減にとても気を使ってくれるようになりました。
指には触れずにクルミだけをそぉーーーっと取っていく感じで、くちばしを上手に使ってくれたんです。
(そのときの様子は下にある動画に残っていますので、ご覧いただければと思います)

そういったことはヨウムの空ちゃんと触れ合っているときにもありました。
空ちゃんにもこれまで何度か出血するレベルで噛まれたことがあります。
そんなとき、私は出血している指を空ちゃんに見せながら…

「空ちゃんが噛むとこういうことになっちゃうんだよ」
「あなたのくちばしにはこれだけの力があるんだよ」
「こうなった相手は痛い思いをするんだよ」
「そんな思いをさせたら相手から嫌われちゃうよ」

…そんなことを淡々と空ちゃんに伝えてきました。

そういった言葉や私の普段とは違う口調から何かを感じ取ってくれたのか、空ちゃんの噛みはその都度優しくなってくれました。
今では人の指を噛むということはほとんどしませんし、したところで甘噛みだったり本気で噛むということはありません。

こういった経験から、私は鳥さんって話せば分かってくれると思うわけです。

みなさんも鳥さんと接していて…

「この子、私が話していること、全部理解してるんじゃない?」
「絶対人の話を全部聞いてるよね…?」

…と感じることってあるんじゃないかと思うんです。

私も常々思っています。
鳥さんは「人間の言葉なんか分からないよ」みたいな顔をしているけど、それは分からないフリをしているだけで、本当は全部人の会話を聞いていて、内容も全部理解しているのだ…と。

科学的な根拠も裏付けもありませんし、一般的な常識で見たら「馬鹿げている」と思われそうなので、あまり大きな声では言えません。
でも私はそう信じています。

「私もその考えには賛成だけど、でもそれならなんで鳥さんは私を噛むことをやめてくれないの?」
「私も『噛んだらダメ』と何度も伝えているけど、うちの子は全然分かってくれないよ」

分かります。
めちゃくちゃ分かります。

今回の動画で一旦は噛み方が優しくなってくれた花ちゃんも、次の日にはまた強い噛み方に戻っていました。
話すことで分かってくれたように見えていた花ちゃんも、何度言っても噛んできて困るという他の鳥さんと同じ感じなのです。

では、なぜ話せば分かってくれるはずの鳥さんが、「噛んじゃダメ」ということを理解できずに何度も噛んできたりするのか?

それは、鳥さんが「気分で生きる生き物」だからだと思うんです。

頭では「人を噛んではいけない」と分かっているとは思うんです。
でも、例えば季節の変わり目を感じてイライラしていると、「噛んではいけない」という理解がどこかに飛んでしまうと思うのです。
そして、イライラの感情がそのまま素直に出て、結果として人を噛んじゃったりするんじゃないかと思うんです。

それって、人間もおんなじことが言えると思うんです。

気圧や体調の変化から何となくイライラしているときに、人に冷たい態度を取ってしまったり、言葉遣いが荒くなったりすることってあると思います。
そういうのはよくないことは、頭では分かっているんですよね。
でも、「理屈じゃねえんだよ」「この感情は止められないんだよ」みたいなね。
「こういう状況を汲み取ってくれないあなたが悪い」なんて人のせいにしたりしてね。
「そういうのも全部含めて良くないことだ」ということも分かっていながらも、でもどうにも止められないというか、気付くとやっちゃってるみたいなね。
そんなこともありますよね。

そういったイライラしている人に対して…

「気持ちは分かるけど、イライラしているときは特に言葉選びに気を付けた方がいいよ」
「自分の機嫌は、自分で取れるようになった方がいいよ」

…なんてアドバイスをすることで、イライラしていた人の人間力のベースが上がると思うんです。
何もアドバイスをされなければ、よい人間関係を保つためには言葉遣いに気を付ける必要があることも、自分の機嫌は自分でコントロールすべきだということも、知らずに歳をとっていくわけです。
もらったアドバイス通りにできるかできないかは別として、そういったアドバイスをもらっているというだけでも、人として大きな違いがあるんじゃないかと思います。

また、そういったアドバイスをもらうことで、「あ、私、いけない態度だったな…」と自分の行動を見直すきっかけにもなると思います。
自分の態度を振り返ることで、少し冷静になって自分の行いを改めることにも繋がると思います。

鳥さんもそれとおんなじだと思うんです。

季節的な変化とか「今はそういう気分じゃない」といった気分から、感情的な行動が素直に出てきてしまうときがあると思うんです。
そういったときに、淡々とした口調で「人を噛んだらいけないよ」と伝えることで、人と上手に暮らすためのマナーレベルの向上に繋がってくれると思います。
いつもと違うトーンで話すことで、鳥さんが何かを察して、自分の行動を見直してくれる可能性もあるんじゃないかと思います。

私は鳥さんに話して伝えることって決して無駄なことではないと思っています。
ただ、人が話す言葉を理解するスピードも鳥さんの中のマナーレベルの上がり方も、とてもゆっくりだと思います。
なので、「話したって分かってくれないじゃないか」と諦めてしまうのではなく、じっくりと長い目で見て鳥さんに伝え続けていくことが大事だと思います。

きっとみなさんの愛鳥さんも、話せばいつか分かってくれると思います。
お互いに気持ちよく暮らせるように、飼い主さんの気持ちや考えを鳥さんに伝え続けてもらえたらと思います。

※音声が出ますのでご注意ください


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鳥月 羊

伴鳥家(はんちょうか)の鳥月羊です。 小型から大型まで4羽のインコさんと生活しています。 インコさんと一緒に過ごす中で、様々な困りごとを経験してきました。 そしてそれをいろいろな方法で解決して、今ではインコさんととても仲良く暮らしています。 これまでの自分の経験を活かして、インコ好きさんのインコライフをさらに楽しいものにしたい。 インコさんと「生涯の相棒」と呼べるような関係性をゆっくりと楽しんでもらいたい。 そんな気持ちで情報を発信したりイベントを企画したりしています。 「ずっと、いっしょに、生きていく」 生涯の相棒インコと寄り添える生活を愛鳥家さんと一緒にデザインしていきます。

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