1週間、お待たせしました。
先週のブログの続きのお話をしましょう。
先週は鳥さんの体重管理のために、脂質を抑えたご飯を与えてみるのもいいんじゃない?…といったお話をしました。
内容が気になる方、どんな話だったか忘れてしまった方は、下のリンクから読んでみてください。
さて、前回のブログでは「鳥さんの体重」にスポットを当ててお話をしてきました。
ですが、最後の最後に「鳥さんの体重だけを気にしていたんじゃダメなんです!」とちゃぶ台をひっくり返したんです。
そこで出てきたワードが「キールスコア」というものです。
「キールスコア」というもの、みなさんはご存じですか?
って、ここのブログで「キールスコア」を取り上げるのは今回が2回目なんです。
なので、その記事を見てご存じの方もいらっしゃるかもしれませんね。
見たことがない方もいらっしゃるかもしれませんので、初めて「キールスコア」を取り上げた回のブログへのリンクを貼っておきます。
ところでみなさん、日本の成人男性の平均体重ってどれくらいかご存じですか?
「日本人 成人男性 平均体重」あたりで検索してみると答えが出てきます。
実際にこのブログを書きながら検索してみたところ、あるページによると20代の平均体重は67.5kgとなっていました。
この「20代の日本人男性」というくくりの中にはいろいろな人がいます。
アメリカの大リーグで活躍中の大谷翔平選手(現時点で29歳)や、NBAで活躍中の八村塁選手(現時点で25歳)も、同じくくりと言えば同じくくりです。
でもだからって、彼らの体重が67.5kgであることがベストだとは思えません。
実際、大谷翔平選手の体重は現時点で95kg、八村塁選手は104kgとのことです。
平均体重からはかなりオーバーしています。
でも、だから何?って感じですよね。
彼らの体格を見て「太っている」とか「痩せた方がいい」なんて思いません。
彼らは高身長だったり体格が恵まれているから今の体重で全然問題ないんです。
つまり、単純に体重だけを見て「痩せた方がいい」「もう少し体重を増やした方がいい」っていうのはおかしいんです。
その人の身長や骨格などからその体格に見合った体重というのが決まってくると思うのです。
鳥さんもそれとおんなじです。
うちのヨウムの空ちゃんは普段の体重が520gくらいです。
ネットでヨウムさんの平均体重を調べると、だいたい400g台と書かれていることが多いです。
この「ヨウムさんの平均体重=400g台」という情報と空ちゃんの実際の体重を単に比べてしまうと、「空ちゃん、少し体重を落とした方がいい?」と思ってしまいがちです。
でも、先日鳥専門医さんに診てもらったところ、「空ちゃんはとてもいい体型(キールスコア3)」との太鼓判をいただきました。
つまり、空ちゃんの体格からすると、520gという体重がベストなんです。
ネットにある平均体重に近づけるためにダイエットさせる必要なんてないんです。
そう考えると、まずは鳥さんの体格がどういう状態なのかを知ることが大事だと思うのです。
鳥さんの体格がどういう状態なのかを知った上で、体重を落とした方がいいのか、現状を維持すればいいのかといった「体重管理」という段階に進むんだと思っています。
この「鳥さんの体格」というものを測る基準が「キールスコア」というものです。
鳥さんの胸からお腹にかけて胸骨がありますが、胸骨とそのまわりについているお肉の具合によって、5段階で評価されるものです。
キールスコア1が痩せすぎ、3が標準、5が太りすぎです。
多分、みなさんでも鳥さんの胸も部分を触っていただければ、胸骨とそのまわりのお肉は感じることができると思います。
ただ、その触った状態がキールスコアでいうところのどのレベルなのかが分かりづらいと思います。
また、胸骨のまわりのお肉が「筋肉」か「贅肉」かによってもキールスコアの評価は変わってきますが、素人にはその判断が難しいと思います。
なので、一番理想的なのは、鳥の専門医さんに一度ちゃんとキールスコアを見てもらうことです。
もし、鳥の専門医さんがお近くにいらっしゃるようでしたら、一度みなさんの鳥さんのキールスコアを見てもらうといいんじゃないかなって思います。
お近くにキールスコアを測ってもらえる先生がいないようでしたら……まぁ、自力でなんとか頑張ってみてください(投げ)。
鳥さんの健康管理のためにはまず、鳥さんの体格がどういう状態かを知ることからだと思います。
鳥さんの今の体格がどういう状態かを知らずに、毎日体重を測ってその体重を維持していても、単純に「太ったまま」「痩せすぎている」を維持させているだけかもしれません。
健康的な体格を維持して初めて、鳥さんの健康が維持されるんじゃないかと思います。
そのためにキールスコアを測るということが重要なんじゃないかなと思います。
ネットや書籍に書かれている体重と自分の鳥さんの体重を比較するのではなく、キールスコアを測って鳥さんのベストな体重を知った上で日々の体重管理をしていくことが本当の意味での健康管理なんじゃないかな…なんて思います。
※音声が出ますのでご注意ください。