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【慣れが必要】フォレイジングおもちゃでご飯を与える

生活

コザクラインコのトリちゃんは、毎日フォレイジングのおもちゃでご飯をもらっています。
以前のブログでも「鳥さんには仕事を与えよ」といったタイトルで、ご飯にフォレイジングを取り入れることでインコさんの幸福度を上げられるといったお話をしました。
※興味のある方はこちらの記事をご覧ください。

上記のブログでとりあげたマメちゃんのご飯もしかり、今回のトリちゃんのご飯もしかりですが、「じゃあ私のところでもこのやり方を取り入れてみよう」とやってみても、最初からうまくいくわけではありません。
特にフォレイジングのおもちゃでご飯をあげる場合、まずはフォレイジングのおもちゃの存在に慣れる必要があります。
インコさんは新しいおもちゃを怖がって近寄らないことが多いです。
そして、おもちゃの存在に慣れたとしても、どうやったらご飯にありつけるのかが分からないことには、十分にご飯を食べることができない可能性もあります。

なので、フォレイジングのおもちゃでご飯をあげる際には、まずはおもちゃの存在に慣れることと、どうやったらご飯をゲットできるのかを理解してもらうことが大事です。
まずはインコさんのペースに合わせておもちゃの存在に慣れてもらってください。
おもちゃの存在に慣れたら、「こうやったらご飯が出てくるんだよ」というのを実践してインコさんに見せてあげてください。
「こうやったらご飯が出てくる」というのを目にすることで、インコさんは「あぁ、こうやったらご飯がもらえるのね」と理解してくれます。

1つ気にしておいてほしいことは、インコさんがフォレイジングのおもちゃから十分にご飯が食べられるようになるまでは、フォレイジング以外の方法、言い換えれば、今まで食べていた普通の方法でも食事ができるような準備をしておいてあげることです。
与えるご飯の100%の量をフォレイジングのおもちゃであげてしまうと、もしもそこからうまく食べられなかった場合に、お腹が空きすぎてしまったり栄養不足になってしまうことも考えられます。
そのために、これまでと同じ慣れ親しんだ方法でも食べられるようにしておいてください。
また、ご飯をちゃんと食べてくれているか、体重が減ってしまっていないかなどのチェックもしてもらった方がよいと思います。

「フォレイジングを取り入れたからもういいや」ではなく、フォレイジングのおもちゃを理解して与えた量を完全に食べてもらえるように、インコさんの様子をチェックするなどのフォローもお願いしますね。

※音声が出ますのでご注意ください

鳥月 羊

鳥月 羊

伴鳥家(はんちょうか)の鳥月羊です。 小型から大型まで4羽のインコさんと生活しています。 インコさんと一緒に過ごす中で、様々な困りごとを経験してきました。 そしてそれをいろいろな方法で解決して、今ではインコさんととても仲良く暮らしています。 これまでの自分の経験を活かして、インコ好きさんのインコライフをさらに楽しいものにしたい。 インコさんと「生涯の相棒」と呼べるような関係性をゆっくりと楽しんでもらいたい。 そんな気持ちで情報を発信したりイベントを企画したりしています。 「ずっと、いっしょに、生きていく」 生涯の相棒インコと寄り添える生活を愛鳥家さんと一緒にデザインしていきます。

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