ミィー シレミラシラァミィーー…♪
ミィー シレミラシレェミィーー…♪
というわけで、皆さん、改めましてあけましておめでとうございます。
本年も「とりずきゃんぷ」をよろしくお願いいたします。
新しい年が始まりましたが、皆さんの今年の目標は何でしょうか?
昔から「一年の計は元旦にあり」とよく言います。
ぜひ何か今年の目標を作ってそれを心の片隅で意識しておくといいんじゃないかと思います。
「今年の目標なんて特に決めてないよ」
そんな鳥好きさんに、私から1つ「これを目標にするといいよ」と提案させてもらおうかなと思います。
私がオススメする目標は、「絶対鳥感を身につける」というものです。
そもそも、「絶対鳥感」って何?
多くの皆さんがそうお思いだと思いますので説明させていただきます。
皆さん、「絶対音感」という言葉はご存知かと思います。
例えば、空き缶が落ちてカラン!って鳴った音がドレミの音階で聴こえる能力。
テレビなどから流れてきた曲を聴いて、「あ、この曲、ハ長調だ」と分かる能力。
そういった能力を「絶対音感」と呼びます。
今回のブログの冒頭で、「ミィー シレミラシラァミィーー…♪」と書いてあります。
「絶対音感」がある方がこれを読むときっと頭でちゃんと曲が流れているんだと思います。
(ちなみにこれはお正月の代表曲(?)である「春の海」です)(「ツン♪ ツクツクツクツン…♪」って書いた方が頭で流れる人多そう)
「絶対音感」があると、曲を覚えるのが速くなったり、楽譜を見なくてもサラサラと楽器で弾くことができたりします。
なので、音楽に携わる人は持っているに越したことのない能力なんじゃないかと思います。
そんな「絶対音感」の鳥さんバージョンの能力を、私は「絶対鳥感」と名付けました。
皆さんのまわりにもいませんか?
何だか分からないけど、初対面の鳥さんと一瞬で仲良くできたりする人。
飼い主さんを噛む鳥さんにまったく噛まれることなく手に乗せたりできる人。
鳥さんの気持ちがなんとなく分かって鳥さんと会話できたりする人。
私はこういう人って「絶対鳥感」というものを持っているんじゃないかと思うのです。
「絶対音感」を持っている人が音楽を扱うのが上手なように、「絶対鳥感」を持っている人は鳥さんを扱うのが上手だと思うんです。
「なんとなくだけど、こういうことをしたら鳥さんに好かれそう」
「なんとなくだけど、今はこれすると嫌われそう」
そういうことを「絶対鳥感」を持った人は感じ取ることができるんだと思います。
そういったことを感じ取ることで、鳥さんといい距離感を保つことができて、いい関係を築けるんじゃないかと思うのです。
「絶対鳥感」は生まれつき持っている方もいらっしゃいます。
でも、訓練することでも身につけることができると思います。
「絶対音感」も少し前までは生まれつきの才能と思われてきましたが、最近の研究で訓練することによって身に付くことが分かってきたそうです。
「絶対音感」を身につけるためには、耳コピを繰り返したり楽器を演奏したり、何はともあれ毎日音楽に接することが大事なんだそうです。
「絶対鳥感」も同じだと思います。
鳥さんが何を考えているのかを感じる。
何を欲しているか鳥さんの心の声を聞く。
鳥さんの期待していることに応える。
そういったことに意識しながら毎日鳥さんに触れ合う。
そうすることで「絶対鳥感」は身につくんじゃないかと思います。
「絶対鳥感」をお持ちでない方は、それが少しでも身に付くように。
すでに「絶対鳥感」をお持ちの方は、その感覚がさらに高まるように。
今年も愛鳥さんと楽しい時間をいっぱい過ごしてもらえたらと思います。
※音声が出ますのでご注意ください