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【大事なことを話します】最新の鳥さんのご飯事情から思うこと

食事

以前、ここのブログで鳥さんのご飯としてペレット食とシード食のメリット、デメリットを取り上げたことがあります。
その中で、ペレットは栄養価に優れていることをメリットとして挙げました。
シード食だとどうしても栄養が偏りがちですが、ペレットにはバランスよく栄養が配合されているため、難しいことを考えなくて済む…といったお話をしています。

そのときのブログへのリンクを貼っておきます。
そちらの記事が気になる方はぜひ読んでみてください。

このブログを書いてた頃から8か月ほど経った今、「ペレットは栄養面で優れている」「ペレットを食べさせておけば栄養価的には何の問題もない」というこれまでの常識が少し崩れてきています。

ペレットというのはここ10年ほど前から出始めてきたもので、その歴史は浅いです。
鳥さんへの栄養を考えて作られているとは言え、「長期間ペレットだけを食べることが鳥さんにどういった影響を及ぼすか」ということについては、データの蓄積が十分ではありませんでした。
それが、ペレットを与え始めて10年近く経った今、ペレット食の鳥さんの健康状態、栄養状態を継続的に研究してきた結果、「いや、ペレットだけあげておけばいいってわけじゃなさそうだぞ?」ということがささやかれるようになってきたわけです。

海外の鳥さんを研究している人たちは、シード食を再評価するようにもなってきています。
シードには脂質を多く含んだものもあり、与え方によっては栄養的に偏りが起こる場合もあります。
それでもシード食にはペレットにはないメリットがあると考えている人もいるようです。

さらに最近では、シードやペレットの他に、「ホールフード」という食べ方も出てきています。

「ホールフード」とは、英語では”Whole Food”と書き、直訳すると「まるごとのご飯」といった感じです。
具体的にいうと、例えば小松菜だったら葉も茎も根っこも全部そのままあげちゃおうといった感じの食事です。

全部鳥さんにあげると言っても、鳥さんが全部を食べてくれるわけではありません。
例えば葉の部分は好きで食べるけど、根っこの部分は嫌だから残す…といった食べ方をします。
そういった好き嫌いをすることも含めて、ホールフードはヨシとしています。

「好きなものを食べるために嫌いなものを避ける」という行動はフォレイジングにも通じるところがあります。
シードだけでは摂取できない栄養素を補うと共に、食べる・食べないという判断を鳥さんに任せて「食事することを楽しんでもらおう」というのがホールフードの考え方のようです。

ただ、ホールフードで気を付けなければならないのは、鳥さんが食べてはいけないものを与えないように注意しなくてはならないということです。
有名なところで言えば、アボカドは鳥さんにとって猛毒な食べ物です。
なので、アボカドは間違っても鳥さんに与えてはいけません。
それ以外にも、例えばニンジンにも注意する点があります。
ニンジンは鳥さんが食べても問題のない野菜の1つです。
が、細かく言うと、ニンジンの上半分(葉のある方)には硝酸塩という鳥さんにとって毒になりうる成分が含まれているそうです。
なので、ニンジンを与えるのであれば真ん中より下の部分を与える方がよいらしいです。

…と、ここまで、最近の鳥さんのご飯事情についていろいろとお話してきました。
鳥さんに健康でいてもらうために、鳥さんの身体の素となるご飯のことを考えることは大事なことだと思います。
ただ、それと同じくらい大事だと思うことがもう1つあります。
それは、鳥好きさんの繋がりを持っておくということです。

鳥好きさんとの繋がりがあると、鳥さんについての最新情報を耳にする機会が増えますし、その情報についての生の意見も聞くことができます。
そこから得た知識は、鳥さんの健康を維持するためにも、鳥さんと良好な関係を築くためにもとても役に立つと思います。

ちなみに、みなさんは今回のブログの前半でお話したことの中で初めて耳にした情報ってどれだけありましたか?

『ペレット神話』が崩れてきていることは知っていましたか?
海外の研究者からシード食が見直されてきていることは知っていましたか?
「ホールフード」という食べ方があることは知っていましたか?
ニンジンの上半分に鳥さんにとって毒になりうる成分が含まれていることを知っていましたか?

すべて初耳だったとしても恥ずかしがることはないです。
私も少し前に知ったことばかりです。
「え?そんなことも知らないの?」なんてマウントを取るようなことはしない(できない)ので安心してください。
つまり、それだけ鳥さんを取り巻く環境は日に日に変わっていってるんです。

これは鳥さんのご飯のことに限りません。
私がトリちゃんに出逢って鳥さんとの生活を始めた頃(2017年)、「鳥を頭に乗せない方がよい」という考え方が一般的でした。
「鳥さんを頭に乗せると、『自分は人より偉い』と鳥さんが勘違いをして、言うことを聞かなくなる」
それが鳥さんを頭に乗せるべきではないという理由でした。
私はこのことを鳥の専門医さんの口から聞きました。
つまり、鳥の専門家の中でもその考えが常識だったわけです。
今もこの考えを提唱している方はいらっしゃいます。
でも、ここ最近では「この考えは間違っている」とおっしゃっている方も出てきています。

私はどちらが正しくてどちらが間違っているなんていう話をするつもりはないんです。
私が言いたいのは、それだけ鳥さんの研究は日進月歩だということなんです。
鳥さんって、犬君や猫ちゃんに比べて、研究が発展途上な部分が多いと思っています。
そのため、研究を進めていった結果、これまで常識だと思っていたことが「それは間違いだった」と簡単に覆ったりすることが大いにあるんです。

そういった幅広い最新の情報を得るためにはアンテナを張っておくのがよいと思います。
ただ、アンテナを張っておくのって疲れるんですよね。
毎日ネットの情報を漁って、でもそれが正しいのか間違ってるのか分からないから、判断するためにさらに情報を探していろいろ読んで考えて自分なりの結論を出して、でもSNSで他の人が自分とは違う結論を言っていたりして…。
「結局どうしたらの??」ってなって、もう嫌になっちゃうっていうね。

なので私は、アンテナを張っておくことよりも、鳥好きさんの繋がりを持っておくということをオススメします。

「鳥さんのご飯でこういうのが出たんだよ」
「こんな鳥さんのおもちゃがあるんだよ」
「あそこに鳥さん専門の病院があるよ」
といった最新の情報が流れてくるだけでなく、
「うちの鳥さんはこのご飯はあまり好きじゃないみたい」
「うちの子はこのおもちゃすごく楽しいみたい」
「腕はいいし感じもいいけど、ちょっと診察料が高めだよ」
など、鳥好きさんのリアルな体験や生の声も一緒に聞くことができます。
鳥さんについてどこまで詳しく知っているか分からない人がネットに流した鳥さんの情報より、人となりを知っている方からの口コミの方が信用できます。
なんなら分からないことについて質問したり相談したりすることもできます。

「鳥好きさんの繋がりは大事だと思うし、私も鳥好きなお友達が欲しい。
 でも、SNSっていろんな人がいて疲れちゃう。」

その気持ち、よく分かります…。

そんなあなた!
ぜひ「とりずきゃんぷ」主催の屋内バードランオフ会へお越しください!
ご自分の愛鳥さんと遊びに来るだけで結構です!
鳥好きさん同士の繋がりを作ろうなんて意気込む必要はありません!
気が付けばきっと同じ鳥さんを愛する仲間ができているはずです!

どうぞお気軽に我がバードランオフ会へいらssy(わざとらしいCMっぽくなってきたのでここで終わります)

※音声が出ますのでご注意ください。

鳥月 羊

伴鳥家(はんちょうか)の鳥月羊です。 小型から大型まで4羽のインコさんと生活しています。 インコさんと一緒に過ごす中で、様々な困りごとを経験してきました。 そしてそれをいろいろな方法で解決して、今ではインコさんととても仲良く暮らしています。 これまでの自分の経験を活かして、インコ好きさんのインコライフをさらに楽しいものにしたい。 インコさんと「生涯の相棒」と呼べるような関係性をゆっくりと楽しんでもらいたい。 そんな気持ちで情報を発信したりイベントを企画したりしています。 「ずっと、いっしょに、生きていく」 生涯の相棒インコと寄り添える生活を愛鳥家さんと一緒にデザインしていきます。

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