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【ウロコインコのマメちゃん】ケージを出るときの約束を作る

生活

ウロコインコのマメちゃんがケージから出てくるときの様子です。

マメちゃんは以前、ケージの扉を開けようとしたときに、早く出たいという気持ちが高ぶって扉のすぐ近くで待っていることがありました。
そして、扉を開けたと同時に出てきて、外に出られた嬉しさでテンションが上がり、扉を開けた手をガブッ!と噛むことがあったのです。

これが習慣化してしまうと、マメちゃんの扉を開けた人は必ず噛まるようになってしまいます。
それは人にとってもマメちゃんにとってもよくないことです。

そこで、マメちゃんとケージに出るときの約束を作りました。
「扉から離れたら扉を開けてあげるよ」という約束です。

マメちゃんにこの約束を理解してもらうために、私は以下のステップを行いました。

1.マメちゃんが扉の近くにいるときは開けない
2.扉から離れたときに褒めながら扉を開ける
3.どうにも扉から離れないときは、ケージの奥の方にごほうびで誘導し、扉から離れたら扉を開ける

このようなことを数回続けると、マメちゃんは「あ、扉の近くにいると開かないんだね」と理解したようで、扉を開けてもらいたいときは必ずケージの奥に行くようになりました。
扉を開けてからマメちゃんが外に出てくるまでに時間がかかるようになったことで、扉を開けた手を噛まれることもなくなりました。

インコさんはとても賢い生き物です。
人との約束を作ることも可能です。
約束を作ることで、インコさんも人も快適に過ごせるようになると思います。
約束を理解したインコさんの「わたし、すごいでしょ? ちゃんとわかってるでしょ?」という誇らしい表情も見れて、さらにインコライフが素敵なものになると思います。

※音声が出ますのでご注意ください

鳥月 羊

鳥月 羊

伴鳥家(はんちょうか)の鳥月羊です。 小型から大型まで4羽のインコさんと生活しています。 インコさんと一緒に過ごす中で、様々な困りごとを経験してきました。 そしてそれをいろいろな方法で解決して、今ではインコさんととても仲良く暮らしています。 これまでの自分の経験を活かして、インコ好きさんのインコライフをさらに楽しいものにしたい。 インコさんと「生涯の相棒」と呼べるような関係性をゆっくりと楽しんでもらいたい。 そんな気持ちで情報を発信したりイベントを企画したりしています。 「ずっと、いっしょに、生きていく」 生涯の相棒インコと寄り添える生活を愛鳥家さんと一緒にデザインしていきます。

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