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【ウロコインコのマメちゃん】キャリーに入ってもらう

生活

ウロコインコのマメちゃんにキャリーに入ってもらいました。

お恥ずかしながら、トリちゃんもマメちゃんもキャリーにはあまり慣れていません。
それでも、ケージの掃除のときや病院に連れて行くときなど、キャリーに入ってもらいたいケースはたびたびあります。
キャリーに慣れていない鳥共にどうやってキャリーに入ってもらうか、我が家でのやり方をご紹介します。

大事なポイントは「インコさんの意思で、自ら入ってもらう」ということです。
嫌がるインコさんを無理やりキャリーに入れることは、それまで築き上げてきたインコさんと飼い主さんの関係性を壊してしまいかねません。

そのためにまず、キャリーの中を魅力のあるものにします。
トリちゃんもマメちゃんもごほうび(おやつ)が大好きなので、キャリーの中にごほうびをばらまいて、好きなように食べてもらいます。

はじめはキャリーを警戒して、ごほうびを取るだけ取ってキャリーの外で食べたりしていますが、そのうちだんだんと慣れてきて、キャリーの中に入ったままごほうびを食べるようになります。
でも警戒が解け切らないうちにキャリーに閉じ込めてしまうと、「やっぱりここ(キャリー)に入ると閉じ込められちゃうんだ!」という認識になってしまい、キャリーのことが嫌いになってしまう可能性があります。
なので、焦らずゆっくり、キャリーへの警戒が十分になくなるまで、キャリーの中を魅力的にしてインコさんたちに楽しんでもらいます。

キャリーの中に入ってのんびりとごほうびを食べるようになったところで、そっとキャリーの扉を閉めます。

この方法であれば、インコさんも「飼い主が無理やり嫌なところに閉じ込めた!」とは思いません。
なぜなら、自分の意思で納得してキャリーに入ることを選択したからです。
飼い主さんとの信頼関係を損なう心配もありません。

毎日の生活の中で、このようにキャリーを出して、その中を魅力的な場所にするというトレーニングを続けていけば、もっとすんなりとキャリーに入ってくれるようになると思います。
あまり考えたくない話ですが、例えば災害等で避難しなければいけなくなり、インコさんに迅速にキャリーに入ってもらいたいというシーンが発生することもあり得ます。
そのときには、今回の動画のように悠長にキャリーに入ってもらっている余裕はありません。
そういったときのためにも、スッとインコさんにキャリーに入ってもらえるようにトレーニングをしておきたいものです。

※音声が出ますのでご注意ください

鳥月 羊

鳥月 羊

伴鳥家(はんちょうか)の鳥月羊です。 小型から大型まで4羽のインコさんと生活しています。 インコさんと一緒に過ごす中で、様々な困りごとを経験してきました。 そしてそれをいろいろな方法で解決して、今ではインコさんととても仲良く暮らしています。 これまでの自分の経験を活かして、インコ好きさんのインコライフをさらに楽しいものにしたい。 インコさんと「生涯の相棒」と呼べるような関係性をゆっくりと楽しんでもらいたい。 そんな気持ちで情報を発信したりイベントを企画したりしています。 「ずっと、いっしょに、生きていく」 生涯の相棒インコと寄り添える生活を愛鳥家さんと一緒にデザインしていきます。

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