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【コザクラインコのトリちゃん】「ここに来て」でインコさんを呼ぶ

トレーニング

コザクラインコのトリちゃんに、「ここに来て」のデモンストレーションをやってもらいました。

来てもらいたいポイントを指で「トントン」と鳴らし、そこにインコさんが来てくれたらクリッカーを鳴らし(もしくは「いい子」等の掛け声を言い)、ごほうびをあげます。
下の動画では、トリちゃんのいるポイントから来てほしいところまでそれなりに距離がありますが、最初はすぐ近くのポイントをトントンとして、インコさんがトントンとしたところを向いてくれたらごほうびという形で始めるのがいいと思います。
大事なのは、「トントンと鳴ったところに行くといいことがあるぞ?」ということをインコさんに理解してもらうことです。
インコさんにそのように理解してもらうことで、トントンという音がしたところにインコさんが来てくれるようになります。

このトレーニングができていると、インコさんの行動をある程度コントロールすることができます。
1つ前のブログで取り上げた「ターゲットトレーニング」と同様、インコさんを呼びよせることができるので、インコさんにいろいろと動いたり飛んでもらったりして、運動不足を解消することができます。

また、こういったトレーニング系のものは、インコさんと飼い主さんの関係性を深めるためにもとても有効です。
飼い主さんが出した合図に対して、インコさんが行動や態度で応える。
「ね、わたし、あなたの出したサイン、わかったよ? すごいでしょ?」とインコさんが誇らしくなる。
それに対して飼い主さんが笑顔で褒めてくれたりごほうびをくれたりする。
トレーニングを続けることで、インコさんと飼い主さんとの間でそういったやりとりが繰り返されるのです。
そこから、インコさんと飼い主さんの信頼関係が少しずつ構築されていくのです。

インコさんとより仲良くなりたいと思われている方は、「ここに来て」のような簡単なトレーニングから始めてみるのもよいと思います。

※音声が出ますのでご注意ください

鳥月 羊

鳥月 羊

伴鳥家(はんちょうか)の鳥月羊です。 小型から大型まで4羽のインコさんと生活しています。 インコさんと一緒に過ごす中で、様々な困りごとを経験してきました。 そしてそれをいろいろな方法で解決して、今ではインコさんととても仲良く暮らしています。 これまでの自分の経験を活かして、インコ好きさんのインコライフをさらに楽しいものにしたい。 インコさんと「生涯の相棒」と呼べるような関係性をゆっくりと楽しんでもらいたい。 そんな気持ちで情報を発信したりイベントを企画したりしています。 「ずっと、いっしょに、生きていく」 生涯の相棒インコと寄り添える生活を愛鳥家さんと一緒にデザインしていきます。

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