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【インコさんのご飯と体重管理】季節によってご飯を見直す

食事

最近、暖かい日が多くなってきましたよね。
先日も4月だというのに25℃を超える夏日があったとか。

こう暑くなってくると、食べたいメニューも変わってきますよね。
「サラッとおそうめんが食べたい」とか。
「暑いときこそカレーだ!」とか。

その気持ち、とてもよく分かります。
私もそうですもん。
私は暑くなってくると冷たいうどんが食べたくなります。

私は麺類の中ではうどんが一番好きです。
細かく言うと、うどん、お蕎麦、おそうめんの順ですかね。
風味のあるお蕎麦も、サラッと清涼感のあるおそうめんも好きです。
でも、やっぱり一番はうどんですかね。
コシがありつつもモチモチとした食感。
ツルッとした喉越し。
たまらないです。

あ、麺類という意味ではラーメンも好きですね。
何味が好きかって言われるとこれまた悩みますねぇ。
醤油、塩、味噌、豚骨…。
ダシもいろいろありますしね。
麺の種類も様々ありますし。
その組み合わせは無限大。
美味しさも無限大!

……って、話がだいぶ逸れましたね。
これもちゃんと鳥さんに関するお話なので、もう少しだけお付き合いください。

暖かくなってきたときに食生活を見直したいって思うのは、何も人間だけじゃないと思うんです。
そうです。
「鳥さんは人間とおんなじ」ですから。
鳥さんの食事も気温によって見直してあげるべきなんじゃないかって私は思うんです。

というのも、ここ最近の鳥共の体重を見て思ったんです。
鳥共に与えているご飯の量はずっと変えていません。
なのに、鳥共の体重が徐々に増えてきているんです。

「ご飯の量を変えていないのに、なぜ体重が増える?」
最初はそう思っていました。
でも、よくよく考えてみると、「ご飯の量を変えていないから体重が増えるんだ」という考えにたどり着きました。

寒い時期って、自分の体温を維持するためにパワーを使うんですよね。
でも、暖かくなってくるとそういったことにパワーを使う必要がなくなります。
自然とパワーを使う季節もあれば、パワーを使う必要のない季節もある。
そんなどちらの季節も同じ量のご飯を食べていたら、後者の季節にパワーが有り余るのは明らかです。

有り余ったパワーは消費しきれずに体内に残ります。
それが体重増加の原因になるんじゃないかと思うんです。
場合によっては、そのパワーを使って発情、産卵に繋がったりすることもあるんじゃないかと思うんです。

「発情」や「産卵」というワードを見て、ドキッとされた方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
暖かい季節になるタイミングで産卵してしまう鳥さんが増えますよね。
それってもちろん季節的なものとか鳥さんの生態によるものという面もあると思います。
でも、ご飯の量が変わらないことでパワーが有り余って産卵に至りやすくなる…という側面も少なからずあるんじゃないかな、と私は思ったりしています。

人間は、気温の変化によって食べたいものを調整することができます。
でも、鳥さんは基本的に与えられたものを食べることになります。
自分で食べる量を調整できる鳥さんは問題ないと思いますが、与えられたものは喜んで全部食べてしまう鳥さんについては、気温の変化に応じて人が食事の内容を見直してあげる必要があるんじゃないかと思います。

「暖かくなってきたから、今日の夕飯はサッパリと『冷たいうどん』にしよう」

そんな風に思えたときに今回の話を思い出して、鳥さんのご飯を見直すきっかけにしてもらえたら嬉しいです。

※音声が出ますのでご注意ください

鳥月 羊

鳥月 羊

伴鳥家(はんちょうか)の鳥月羊です。 小型から大型まで4羽のインコさんと生活しています。 インコさんと一緒に過ごす中で、様々な困りごとを経験してきました。 そしてそれをいろいろな方法で解決して、今ではインコさんととても仲良く暮らしています。 これまでの自分の経験を活かして、インコ好きさんのインコライフをさらに楽しいものにしたい。 インコさんと「生涯の相棒」と呼べるような関係性をゆっくりと楽しんでもらいたい。 そんな気持ちで情報を発信したりイベントを企画したりしています。 「ずっと、いっしょに、生きていく」 生涯の相棒インコと寄り添える生活を愛鳥家さんと一緒にデザインしていきます。

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